【感想】ガリヴァー旅行記

スウィフト, 中野好夫 / 岩波少年文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
0
1
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「寝ている間に手足と体をしばられ、台車にのせられて小人国の都につれてこられたガリバー……。小山のような人間に、都は大さわぎ! 左足を鎖でつながれたガリバーは、小さな皇帝と会うが……。」


    「(幼稚園の頃に『ガリバー旅行記』を読んだ原宏一さん)ぼくにとってこの物語はふつうではない。幼いぼくに人生初の”苦悩”をもたらした物語だからだ。ー「ぼくはガリバーの世界のと小人の世界、どっちの世界にいるんだろう」そんな疑問に捕らわれて逃れられなくなってしまったのだ。ー早い話が、ぼくはそのとき初めて、物事はすべて相対的なものだということに漠然とではあるけれど気づかされたのだった。視点の置き方ひとつで、見え方も価値観も世界観もまるで異なってしまう不思議に目覚めたといってもいい。依頼、事あるごとに視点を置き換えて想像をめぐらせるのがクセになった。」原宏一(『10歳までに読んだ本』より)続きを読む

    投稿日:2023.03.21

  • ゆいちゃん

    ゆいちゃん

    本当はこのあとも続くとのこと。

    絵本で読んでいたイメージのガリバー旅行記。
    イメージと全然違ってびっくり。
    大人向けで出版された物語とあって、
    かなり面白いストーリー。

    主人公が、小人の住む小人国
    巨人の住む大人国へ行く。
    ありえない設定を、信じ込ませてくれるリアリティのある書き方がすごい!数字とか食事の描写がリアル。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.17

  • ad03yoshinari

    ad03yoshinari

    長く愛されている本。
    ガリヴァーが航海に出て見聞したふしぎな国々での出来事を楽しむことが出来る一冊。

    投稿日:2020.11.26

  • takeshi

    takeshi

    子供の時に絵本で読んだ記憶のある本作。絵本ではたしか船で遭難して小人の国に行き着いてしまったという内容だったような...イギリス貴族社会を少し小馬鹿にしたようなスウィフトの思惑を感じて、絵本で見たときとは全く違う印象を受けた。続きを読む

    投稿日:2018.07.06

  • embooks

    embooks

    このレビューはネタバレを含みます

    Gulliver's Travels(1735)

    Jonathan Swiftの風刺・冒険小説の2004年岩波少年文庫版で、小人国渡航紀(リリパット)と大人国渡航記(ブロブディンナグ)の二つの冒険が収録されている。
    中野好夫氏の訳文が非常に分かりやすく、古い小説であることを感じずに、快適に読めた。解説の海保眞夫氏がいうように、当時の英国を風刺した批判文は現在でも、しかも日本でも通じる部分があることに驚いた。

    他の二つの冒険も含めてくれれば完璧だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.09.14

  • sunnyblue

    sunnyblue

    小人の国と巨人の国の2編。もう二つのお話はカット。事細かな描写を読むのがとっても面白くて、大人向けに出版された作品とは言え子どもが夢中になるというのもわかる。中学生からの方が楽しめるかな。

    投稿日:2012.09.07

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。