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重松清 / 角川書店単行本 (43件のレビュー)
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kiyop92
コロナ禍、イジメ、育児放棄など等が取り巻く現在に重松節を無理にあわせた感が否めない。 自分達の時代を書けばイイ、読み手はわかるはず、その時代から今の生き方を読み取るはず。ウケ狙いはやめてほしい。
投稿日:2024.02.02
いるか
よかった~。。。 なんだか重松清さんの集大成のような作品。 11からなる短編集。 いろいろなさみしさをもった人々をいろいろな角度から優しく語るような物語たち。 桃太郎の話は少しテイストが違っていた…けれど、これも重松清さん。 そして、これはあとがきか解説が欲しいなぁ と思いながら読んだ最後の「かぞえきれない星の、その次の星」を読んで納得。 見事に一冊の本に仕上がっている。 大切な一冊です。。 メモ さみさしさは消えない。でも希望は、ある。 誰かと会いたいと思っているとき、ほんとうはもう会えているのかもしれない。 こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/こいのぼりのサイショの仕事/かぞえきれない星の、その次の星続きを読む
投稿日:2023.11.16
hibino
新型コロナウイルスでこれまでの生活が一変してしまった。一番我慢させられたのは子どもたちだと思います。突然の一斉休校、修学旅行も行けない、給食も黙って食べないといけない… そんな子どもたちに、さみしいよ…ね、でも大丈夫、1人にはしないよ、いつかよくなるから、と、一人一人優しく声をかけているように感じる短編集でした。 最終章の表題作は涙が出そうでした。続きを読む
投稿日:2023.09.26
Russian Blue
タイトルだけ見て思わず借りてしまった本 重松清さんは久しぶりに読みました 星が好きなので星って書いてあるだけで気になっちゃう笑 少し胸が痛くなる話から、ほっこりする話まで 私が夜空を見上げるとき、どん…な時に見上げるだろうって考えました 元気な時も、そうじゃないときもいろんな夜空がある どうしようもないのに、願ったり祈ったりする たくさんのかぞえきれないものがある かぞえきれないもののなかに、また違う答えがあるかもしれない 間違ってもいいんだ、またそこからやり直せるなら そうやって背中を押してくれるような本でした続きを読む
投稿日:2023.09.16
稲石浩司
このレビューはネタバレを含みます
ハートフル短編集。 「こいのぼりのナイショの仕事」 「ともしび」 「天の川の両岸」 「送り火のあとで」 「コスモス」 「原っぱに汽車が停まる夜」 「かえる神社の年越し」 「花一輪」 「ウメさんの初恋」 「こいのぼりのサイショの仕事」 「かぞえきれない星の、その次の星」 の11編収録。 一つ一つの物語は良くできていて、ちょっと泣けるような感じなのですが、単行本としてのテーマが無く、物語のテイストの統一性もないのが残念。 人情ものが大好きなので「天の川の両岸」「送り火のあとで」「コスモス」「ウメさんの初恋」が良かったです。 この4編と最後の「かぞえきれない星の、その次の星」だけなら連作的な感じになったんじゃないかな。 一方、残りの作品でファンタジー作品集にしても良かったと思います。
投稿日:2023.09.14
ゆかりん
表題作に出てくるおじいさんは作者自身なのか分からないけど、これを読むと重松さんが描きたいと思ってるものが見えてくる気がした。 人は迷った時に夜空を見上げる。 かぞえきれない星の、その次の星を私も見つけ…て進んで行きたい。続きを読む
投稿日:2023.08.28
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