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石持浅海 / NON NOVEL (22件のレビュー)
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総合評価:
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ぱぱいや33
このレビューはネタバレを含みます
旅のお供として。2段組みのくせに字が大きくて、あっという間に読み終わった。つーか、同時期に昔の文庫を借りたので、昔の本って字が小さいよなと思う。老眼にはこっちのタイプが優しいよ。碓井優佳、第5の事件だそうだけど、さっぱり覚えてないわ。いかにも石持浅海な、トリックの理屈、理屈。それにしても無理すぎるでしょ、っていう殺害案が多すぎる。そして、こんなことを考えながら、冷静に他の会話もできるって、語り手・芳野も只者じゃないよね。そしてこういうのがそんなに好きじゃないのに、つい読んじゃう石持浅海。
投稿日:2023.09.19
pokopoko0713
碓氷優佳シリーズ。もう何作目になるんだろうか。 今回は優佳の人としての感情が薄いというか、クールというかそーゆー部分が比較的少なて、優佳が苦手な私としては読みやすかった。 ことごとしれっと、計画を潰す様はなかなかだった。 けども、芳野にしても奥津にしてもほのかにしてもちょっと気持ち悪いなぁ。
投稿日:2023.07.11
tamako
碓氷優佳シリーズ。 キャンプ場での殺人を企む犯人に見届け人を頼まれた語り手。殺人の意志だけで詳細な計画を知らされていない語り手がキャンプのあいだ中どのように殺すのかと目を光らせ推理を続けるという、この…著者らしい変な話だがなかなか面白かった。次々と繰り出す殺人計画を碓氷優佳がしれっと阻止していくのはさすがである。続きを読む
投稿日:2023.05.21
おじょー
ある日弁護士の芳野はキャンプ仲間の三原から、同じくキャンプ仲間の奥津を不慮の事故に見せ掛けて殺害するが傍観だけしてくれ、と打ち明けられる。殺害の理由は仲間の一人、歩夏が両親死亡後後見人だった20も年上…の奥津と無理矢理結婚されられそうだから、と。奥津と歩夏の婚約祝いのキャンプが実行日だと聞いた芳野は当日戦々恐々としていたが、参加者の中には碓氷優佳がいて…。結末の気持ち悪さと優佳の相変わらずさはまあ鉄板。今回は傍観者視点のせいか三原の頭の切れがあまり良くないせいか優佳と犯人との丁々発止のやり取りが堪能出来ず消化不良。芳野の読みも中途半端だし。前作の小春視点の時はそんな事なかったのになぁ。続きを読む
投稿日:2023.02.11
あくら
今回の攻防戦も面白かった。 殺害計画を知ったうえで傍観する人間の視点で物語は進む。 犯人の用意した仕掛けを傍観者が推理するという趣向が面白い。 結局のところ、その罠も碓氷優佳によってさりげなく無効化さ…れてしまうから恐ろしい。 いつもながら展開が読めなくて「そんな結末を迎えるのか!」と驚いた。 そして、またもや予想外のオチが待ち受けていた。 もうホント毎回楽しませてくれる。続きを読む
投稿日:2022.12.06
いくら
これまでの「犯人」「被害者」「遭遇者」を越えて「傍観者」という新たな視点。残念なのは犯人の頭のキレの悪さかな。碓氷優佳と対峙するには物足りなかった。回想シーンは登場人物に深みを持たせるようで人間の傲慢…さとエゴと薄っぺらさが強調されるから良い。相変わらず突拍子もないような動機だけど、こんな「非論理的な理由」でも人は罪を犯すという、不気味さも内包しているから面白いのかも。続きを読む
投稿日:2022.08.27
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