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山田千紘 / 廣済堂出版 (9件のレビュー)
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如月 はるか
とてつもなく"悲惨"な状況の人なはずだけれど、希望に溢れた軽やかな文章で少々驚いた。 おそらく、とんでもなく根明で、未来だけ見据えられるポジティブなお人柄なんだろうなと思う。 失礼ながら同じ状況で心底…苦しんでる人が読んだら、余計凹みそうだなと思ってしまった。続きを読む
投稿日:2024.05.16
朱里エリコ
絶望からどう立ち直ったかを参考にしたかったが、 ポジティブすぎてある意味参考にならない。 いや、きっと言葉にできない絶望があったんだろうけど。 この人ならどこでもやっていけそう。 なにがあっても順調、…順調、と唱えるのはいいことだと思った。 失ってわかったこともいっぱいある。続きを読む
投稿日:2023.08.28
よつば
人間の生命力の強さを感じる作品。 装丁の写真、笑顔の青年は著者である山田千紘さん。 20歳の時に駅のプラットホームから線路に転落し、利き手の右腕と両脚を失う。 それだけで、どれ程の絶望を味わったのか…想像に難くない。 だが、この作品からは殆ど暗さを感じない。 一時は自死も考えた山田さんが、退院三ヶ月後には車の免許を取得し就職。 一人暮らしを始め、自炊し弁当を持参。 持って生まれた性格もある故に、皆が皆、同じ様に出来るとは限らない。 けれど、周りの人達に感謝しながら、前向きに生きる事を決意した彼に勇気を貰える人は多いはずだ。続きを読む
投稿日:2023.02.18
にるぴす
このレビューはネタバレを含みます
ちーくんの本だから手に取った。 知ってたこともあったけど、知らなかったこともあった。頑張って生きている。 普段はちょっと無理して明るくしているようなところもあるけど、無理してでも、明るくいられるのは天性なんだと思う。これからもがんばれ。
投稿日:2022.02.05
ハル
労災の怪我で手足を失ったのではなければ、良い義足のパーツが使えないってどう言うこと? どんな事故だって、手足がなくなったことは同じなのに。同じ仕事をしても障害者枠だと教育制度や昇給に差があるってどう言…うこと?でも、日本は同じ仕事をしていても、非正規は正社員と同じ時給はもらえない。不合理な制度や不平等な社会に腹をたてるより、順調!順調!と思いながら、他の人の良いところを見つけて好きになる山田千紘さんは私の光だ!続きを読む
投稿日:2022.02.02
hirorix55
事故により三肢欠損という状況におかれながら、周りの人への感謝が綴られている。 著者の性格?なのかからか、辛さや悲しさは最低限に抑えられていて「かわいそう」「大変だろうな」という同情心以上に「体に障害が…ある人でも暮らしやすい国にするにはどうしたらいいだろう?」と考えるキッカケになる。読みやすい本なので、老若男女に読んで欲しい。それでみんなで「どんなことができるのか」って考えてみたい、続きを読む
投稿日:2021.11.07
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