【感想】世界ピクト図鑑 サインデザイナーが集めた世界のピクトグラム

児山啓一 / ビー・エヌ・エヌ
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • sora

    sora

    世界のピクトグラムのスナップ写真が豊富。だけど、ちょっと写真が小さくて見にくい。絵を見ればなんとなくわかる、のは世界共通。でもやはりお国柄がでるのか、表現が違ったり、示す事柄が違ったりする。海外へ行く前に見ておくと良い。改めて、日本のピクトグラムを観察したいものだ。続きを読む

    投稿日:2024.04.02

  • 活字 凌

    活字 凌

    筆談の学習に使えないかと
    ピクト図鑑を購入しました!!
    ジャンル別にピクトグラムが載っていて
    わかりやすく、とても勉強になりました。
    日本のピクトグラムがもう少しあると…良いかな。

    投稿日:2022.07.22

  • にすい

    にすい

    同じようなピクトに見えても微妙にお国柄がうかがえたりするのがなかなか興味深いと思った。
    これまであまり意識したことがなかったけれど、日本のピクトも気にして見てしまいそう。
    説明文の内容が正直で面白い。

    投稿日:2022.05.06

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    ピクトグラムは図記号。言語に関係なく、意図・意味が伝わるユニバーサルデザイン。
    著者が仕事や趣味で取り集めた世界各国のピクトグラムを分類し紹介する。

    ・歴史
    ヒエログリフや楔形文字、甲骨文字がヒエログリフの起源と言われている。
    1920 ISOTYPE… オットー・ノイラートがピクトの原型を発案する
    「新たに知識を得る初期段階では、絵は言語よりもよりよく伝達できる」
    1960 Code UIC 413 O : 鉄道旅行を円滑にするための対策。
    1953 「道路標識及び信号に関する条約」
    1970 ISO図記号
    1974 USDOT/ AIGA
    1964 東京オリンピック オリンピックにピクトグラム採用

    〇インフォメーションや御手洗、空港・鉄道での案内など、各国の工夫や特徴が見られる。
    〇文章中のピクトが写真の順に並べておらず、また番号も振られてないので、写真を探すのに少々時間がかかる。
    〇デザイナー視点で忌憚なくピクトの感想が述べられていて、主観的なものも多いが雑談ぽくて面白い。
    〇コペンハーゲン:ストロイエの誘導ブロックについて、「視覚障害者には使いづらいかもしれないが、見た目に美しく、どんどん歩きたくなる工夫がなされている。」
    →誘導ブロックの意味(笑)“見た目の美しさ”に触れずにいられなかったんだろうなあ。実際、雨の軌跡みたいで美しい。
    〇同じ意のマークにもお国柄が出ていて楽しい。社会事情等によって、その国ならではのピクトもあった。
    〇昨今のジェンダーの見直しにより、揺れているマークも。ジェンダー関係ないものは、ユニセックで良さげですけどね。
    〇意外と文字標識の多いアメリカ
    〇タイ、出家者のピクト。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.12.28

  • kuma0504

    kuma0504

    著者もまさかオリンピック開会式でピクトグラムがあそこまで注目されるとは予想していなかったろうが(21.8.15発行)、時期に合った出版です。

    あるようでなかった図鑑。著者の最大の趣味は、街歩きや空港待ち時間でのピクト採取らしい。よって、同行の妻や仕事仲間からは「つまんないやつ」という評価らしい。でもお陰で、ざっと数えること1200~300の世界のピクトが一堂に会することになりました。いやあ趣味です。男の趣味です。いつか、マツコの番組に出てほしい(いや、もしかしてもう出てる?)。私も旅の時にはマンホール写真を撮るのを常にしていたのだけど、外国はその愉しみがないんですよね。ピクト集めを趣味にしようと決心しました。

    序章ではピクトの歴史を概説。起源はヒエログリフ=象形文字、楔形文字、中国の甲骨文字と言われるけど、ピクト形象は一挙に近代から始まる。1920年オーストラリアの社会学者オットー・ノイラートが発案したアイソタイプ(ISOTYPE)と言われています。その後、国際基準は主にISOとUICの流れに分かれます。しかし残念ながら厳密な国際基準はできていない。反対に言えば、お国柄で少しずつ違いがあります。形が同じでも色が違う。構図が同じでも、絵が違うなどなど。だからこそ面白い。

    例えばお国柄。礼拝堂のピクトがあるのは、やはり空港に多い。ジャカルタ、チューリッヒ、香港、ロンドン。イスリム用だけではなくて、ローマにはカトリック用もある。
    例えばゴミ箱。分類用ゴミ箱は、多くは紙、プラスチック、金属に分かれ、色は派手さがあって色々。
    例えば横断歩道や歩行者道路。これはお国柄が最も表れている。誰を渡らせるか(学童か大人か)、どういう格好か帽子や髪の形等々で様々。しかも、当初紳士と女の子が歩いていた歩行者専用道路は、やがて宇宙人みたいな抽象化に向かったりする。歴史もあるのです。
    お国柄でいうと、表紙の右上端にあるピクトはわかるだろうか?サンフランシスコです。当初私は、サーフィン可能地域かと思っていました。なんとコレは「津波避難」のピクトなのです。

    私の最も行く韓国のピクトで私も覚えがあったのは、地下鉄の優先席。妊婦、障害者、赤ちゃんを抱いた女性がよくわかるようにいつも特等席を用意していた。誤って座って、物凄く怒られたことがある。通訳案内のピクトがあることを初めて知りました。売店や靴磨きもボランティアでやっているのだそう。今度尋ねてみよう。

    11月1週、b-matatabiさんのレビューで知りました。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.24

  • 雄志

    雄志

     筆者が資料として撮り集めたピクトグラムが入った写真をまとめたもの。なので、生活に溶け込んだピクトグラムを見ることが出来る。ピクトグラム言えども国によって表現は様々。なのに、なんとなく分かる。改めておもしろさを感じた。続きを読む

    投稿日:2021.11.11

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