【感想】レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方

今市達也 / ビー・エヌ・エヌ
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Zwarte Beertje

    Zwarte Beertje

    「本書は、長い歴史の中で先人たちによって語られてきたスペーシングの技法や私自身の経験を元に1冊の本にまとめたものです。よいレタースペーシングの見本帳ではなく、ひとりひとりの読者が自分なりのスペーシングのコツを見つけるための、いわば視点集です。」
    このコメントにすべてが集約されている。
    要は、規則に縛られず、自分の目を信じて、バランスがよいと思えるところまで追い込むこと。これに尽きる。
    その自分の目を養うためのヒントが記されている。
    よくまとまっているので一読の価値あり。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.06

  • とやま

    とやま

    いままでぼんやりと感覚でやってきたレタースペーシングがクリアになる本。素晴らしい良書。読んでからデザインのとき迷わなくなった。

    投稿日:2022.06.25

  • 凪野基

    凪野基

    デザイナさんすごい。知らないことたくさんでめちゃ面白かった。
    フォント感があまりなくて、「シュッとした」「ゴツゴツしてない」「きれいだが気取ってない」みたいなざっくり感覚でフォントを選んでほぼベタ打ちなので、ちょっとは組み方を工夫したい。うまくできるかどうかは別問題……続きを読む

    投稿日:2021.08.13

  • tana10su

    tana10su

    全191ページ中、まだ68ページまでしか具体的に読んでいないうえでの感想です。

    デザインに携わる仕事がしたいと考え、手始めに文字組を行おうにも感覚的でよくわからない。

    そんな私に文字組という感覚的に語られがちな内容を、具体的な論理で説明してくれている本ですね。
    例として補助線を用いることで、数値上ではない、視覚的な文字の中心を探す。
    文字が並んでいる場合は文字間の余白もよく観察したうえで、その部分をできるところまで埋めるように微調整する。

    一人で感覚だけでやっているのでは実感がわかないまま。
    それをこの本は具体的な言葉とイメージを持って解決してくれています。

    この本の後半には欧文、和文ごとの文字詰めのコツ、和欧混植の文字組、さらには有名な商品のロゴタイプの詳細を語ります。
    さらには文字組の上達の補助として、よく使われるであろう専門用語の解説、最低限のタイポグラフィそのものの解説など、文字組初心者を成長させることを考えています。

    見やすさもさすが文字組のプロなのか、文章量を詰め込みすぎず、良い、悪い見本を図解として提示することでより理解しやすくする工夫も見受けられます。

    要は文字組初心者には技術と知識の向上にうってつけの本です。
    具体的な情報満載なので信頼できるかと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.29

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