【感想】蒼き鋼のアルペジオ（21）

このレビューはネタバレを含みます

漫画喫茶で読みました。

一気に話が大きく、そして陳腐になった印象。

アドミラリティ・コードによる真相。
要は、超スゴい存在であるエコンってのが、
「自分は全知全能なのに自身のルーツを知らないなんてあってはならん！だからシミュレートして確認しよう！」
って感じで人類を生み出したっぽい。
で、存続させるべきか（要はシミュレートを続ければ自分に辿り着くのか？）を判断する時期になったので人類に霧の艦隊をけしかけてみた。
人類の発展の本質は争いなので、戦争させて可能性を判断しようって話。
ダメだって判断したら丸ごとリセット。

成功条件がいまいちわからない。
可能性を示せってことなんだから、勝ったとしてもリセットされる可能性はあるワケだし。
（敗ければ当然リセットだけど。）
まぁ、どちらにせよそんなデカすぎる存在を出しちゃうと、今後は何が起きても「でもエコンが気に入らなければリセットされちゃう世界なんでしょ？」って感じで読者の感動が薄くなってしまわないかな。

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