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あさのますみ / 小学館 (23件のレビュー)
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総合評価:
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羽鳥三鳥
このレビューはネタバレを含みます
人間の価値、ただそこにいるだけで価値がある。なにかあったら話せることのありがたさ。亡くなって初めて気づくこと。死を乗り越えても人は生きていく。大切な人の死はどこまでいっても悲しいものだけど、いつか時間が風化させ、同じ気持ちではいられなくなる。訃報に際してどれだけ悲しんで、悲しみから生きていく糧を得られるか、糧を得られる死との出会いは人生を豊かにするかも知れない。 非常に読みやすく共感するストーリー。淡々と終わってしまった印象なので総括しての何かやもう少し読後感が欲しかった。
投稿日:2023.07.05
スフレ
少し危険な作品。鬱は感染るといいますが作者は友人の死に作者は折り合いをつけましたがそうでない人は読まない方がいいと思います。 私も家族の死に対してあの時ああすれば良かったなと思い少し気落ちしてしまいま…した。 続きを読む
投稿日:2022.11.01
しまなん
あさのさんの心情や、残されたご家族のことに思いを馳せては、ぐしゃぐしゃに泣きました。 いつかは誰もが亡くなるし、その度にそれぞれが悲しみに沈むけど、それでも生きていくためには、を、この本を読んで考え…ました。私の場合、家族と別れればひとりぼっちですが、一人で抱え込まないこと…友人やお医者さまにときに頼ること、しっかり悲しむこと、それだけの時間を確保できるだけのお金も蓄えておくこと。 続きを読む
投稿日:2022.05.23
ウクレレ1号
友人は突然、自らの意思で死を選んだ-。大きな喪失感と日々の「気づき」、初めての「遺品整理ハイ」…。声優・あさのますみが、大切な人の自死と遺された人々のこれからを綴る。SNSで発表された随想録を書籍化。… 心がつらくなった。続きを読む
投稿日:2022.04.11
masakanou
『鬱というのは、病気なんだ。君の自殺は、病気の発作で亡くなったのと同じことなんだ』思ってもいなかった大切な人の死。手紙形式で伝える想い。心に残る。
投稿日:2022.03.12
dai-4
本の雑誌・年間ベスト企画から。痛いくらいの哀惜の念は、もちろん伝わってくるんだけど、極論すればそれだけというか。死を扱った作品は、当たり前というか、デリケートな部分を多分に含む訳だけど、それだけに、自…身の感慨に止まらない、普遍的な哲学がもたらされることを、どこかで期待してしまう。続きを読む
投稿日:2022.03.07
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