【感想】デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実 - オープンから24年目を迎える人気ステーキ店が味わった -

松永光弘 / ワニブックス
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • からあげ定食

    からあげ定食

    元プロレスラーで現在はステーキ店を営む松永光弘さんの本。リベ大の両学長が推薦されてたので読みました。

    店の立地は良くない場所でしたが、家賃が安いのは固定費の削減と考えコロナ騒動の不景気も乗り越えられました。

    ステーキ店に限らず飲食店の経営は体力勝負な面も多く大変とのこと。副業選びの参考になりました。
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    投稿日:2024.01.20

  • nanakana

    nanakana

    元プロレスラーの方が書かれた本。
    飲食店経営のことは全く知識がなかったのですが、その実態が分かりやすく書かれており、とても面白かったです。
    ・行動することが大事。考えているだけでは何もしていないのと同じ。
    ・業界の常識にこだわることは安全パイ
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    投稿日:2022.07.27

  • ハナハル

    ハナハル

    面白い!
    プロレスの時は、それこそ「邪道」だと思っていましたが、商売の話はまさに本道!
    人間がイイのでしょうね。
    かつ、肝もすわってるのでしょう。
    食べたくなった!

    投稿日:2022.05.20

  • 原口攻太 Cota Haraguchi

    原口攻太 Cota Haraguchi

    飾らずに、リアルな数字まで告白している本なんだろうなと思います。
    飲食店関係者はもちろん、セカンドキャリアへの考え方や、一般のビジネスマンにも参考になる本だと思います。

    投稿日:2020.12.27

  • 仏掌寺拳くん

    仏掌寺拳くん

    こちらはリベラルアーツ大学の両学長の紹介してくれた本です。まじ、面白かった。「飲食店で開業する人にはお勧めの一品です!」と言えますね。何が凄いって実際にかかったお金について、隠さず伝えてくれてます。
    店長の松永さんが"元プロレスラーの肩書きだけでは、上手くいかない事"をスタート時点から思い知らされ、悪戦苦闘していきます。その過程は"飲食店って地獄だ!"と読み手の僕も思いました。多分、飲食店経営は僕には無理。でもその実情を知る事は、"経営とは?"を知る勉強になりました。
    具体的には、オープン当初「こんな立地で成功するはずないよ」と言っていた条件の悪い物件が、数々の危機を乗り越える決め手の1つになっていた。そう"固定費の安さ"に救われたそうだ。固定費を上手く削る事ってとっても大事だと改めて思いなおし僕もスマホ代を改めて考え直しています。うんちくだけど、松永店長は「夫婦で小さな店で良いからと、同じ位の家賃で狭い物件を借りる人もいるらしい。でも結果的に狭さ故に集客力が弱く落割高な物件となってしまう事もある。」と述べていて、改めて相場から割安き割高か視点を変えつつ判断さないといけない。ボーッと生きていてはいけないません。
    結局、軌道に乗るまで一年かかり、現在の客層のプロレスファンの占める割合は、一割程度だそうだ。コロナショック以前に開店当初の危機やフランチャイズ経営の失敗、狂牛病騒ぎと多くの危機に見舞われたけど、まずは地元の人ステーキ好きな人にきてもらう店づくりが功を奏したようです。
    著者の松永光弘氏は1966年の生れで来年55歳。もとプロレスラーで日本初の「有刺鉄線デスマッチ」を行った。なんでも後楽園ホールの2階バルコニーから伝説のダイブを敢行し"ミスターデンジャー"の異名を欲しいままにしプロレス界での地位を確立したとの事。凄い!その後もプロレスラーとして活躍しつつ、ステーキハウスで修行を積み1997年にステーキハウス「ミスターデンジャー立花本店」をオープンした。その後の苦労を惜しみなく本書で伝えてくれています。
    正直、"固定費を安くする事"や"プライドを捨て人に感心を持ってもらう事"、"地元に愛される心配り"をしていく事、一見当たり前の事を確実にこなしていく事がいかに大事かを教えてくれます。まあ、僕は飲食店経営ってこんなにも経営者の体力と精神を疲弊させるものなんだと恐怖しました。恐怖を感じる程、店長の松永さんが本音を語ってくれています。
    是非、これから起業したい人には読んで貰いたい一冊でした。両学長にも感謝です。より完璧な起業志望の方への内容紹介はYouTubeのリベラルアーツ大学から見つけて見ると良いですが、やはり書籍から松永店長の"熱"を感じて貰いたいです!


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    投稿日:2020.12.07

  • takumirex

    takumirex

    このレビューはネタバレを含みます

    最凶ステーキハウスのオーナーシェフ・
    松永光弘。自ら経営するステーキハウスの名は「ミス
    ターデンジャー」、今や行列の絶えない大人気店とな
    ったこのお店の経営状況を振り返る繁盛記であると共
    に、今後「セカンドキャリアを飲食業界で!」と考え
    る人たちに向けた指南書でもある。

    我々にとって松永光弘とは「デスマッチの神」であり、
    誰も考えつかないことを多々実行してきた尊敬すべき
    プロレスラーなのだが、今回のレビューはそのキャリ
    アを敢えて忘れて書いている。というのは・・・。

    プロレスラーの経営する飲食店、というのはいろいろ
    あり、ファンはそういうお店に足を運びがち。もちろ
    ん僕もその中に含まれるのだが、おおよそのお店は1
    〜2回訪問したところで行かなくなる。しかし、松永
    光弘が経営する東あずま・ミスターデンジャーだけは
    完全に他の店と一線を画す。なぜなら、純粋に「ステ
    ーキが美味しく、安い」のだから。

    記録によると、僕が最初にデンジャーに行ったのは、
    今からちょうど25年前。もちろん松永さんが目当て
    だったのだが、2回目からは完全に目的が異なった。
    「都内でいちばん美味しいステーキを食べさせてく
    れる店」。今でもその思いは全く変わらず、年に数
    回は必ずお邪魔させていただいている。

    コレを単なるプロレスファンの忖度と取られたら甚
    だ心外。僕はこのお店にこれまで何十人という人を
    連れて行ったのだが、「不味い」とか「苦手」とか、
    そういうネガティブな意見を一度も聞いたことが無
    い。ミスターデンジャーは「確かな味の名店」なの
    である。

    そんなデンジャー、これまで幾つかの徹底的な危機
    を乗り越えてきた。狂牛病騒動、リーマンショック、
    東日本大震災、そして今回のコロナ騒動。驚いたこ
    とにこの本は2020年の2月に企画され、たった半年
    で発売された。だからもちろん「withコロナ」とか
    「アフターコロナ」等と言われる新しい時代に対応
    しているし、イチイチ頷ける話が多々。飲食業界に
    限らず、全ての社会人が読むべき本だと思う。

    ちなみに昨日届いてたった1日で完読。今はデンジ
    ャーのステーキが食べたくて仕方ない。450gは余
    裕だな、きっと。

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    投稿日:2020.08.04

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