【感想】習慣超大全―――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

BJ・フォッグ, 須川綾子 / ダイヤモンド社
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
17
18
10
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • kottsun

    kottsun

    習慣化するには小さく始める事の重要性が書かれている。
    それはタイニーハビットと言い、例えば歯磨きして歯ブラシを置いたら、フロスをする。などの3秒もあれば出来ることの積み重ねで習慣化する方法。
    そして、何をやるかは私レシピに書いていく。
    頭ではわかっていても本を読んで再認識することで明日からのアクションプランに活かせると思いました。
    習慣化の実例も書いてあり参考になりました。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.28

  • Junmori

    Junmori

    B=MAP(行動=モチベーション・能力・きっかけ)
    習慣の形成・脱却はこれらの要素の鎖の最も強いところ・弱いところに着目する。
    習慣にしたい物事を実行したら、「祝福」を大げさに行う。

    (大事なことは巻末にまとめられているので、再読するときはそこを見ればよい)続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • sugoogle

    sugoogle

    とにかく小さな行動から始めることが大切。そのためには行動を細かくして、すぐにできるものからやってみることが大事です。

    投稿日:2024.01.17

  • masaki

    masaki

    朝起きたら「今日は素晴らしい日になる」と声に出して言う

    朝ダークチョコレートを食べる

    B=MAP(Behavior=Motivation&Ability&Prompt)
    と行動曲線

    モチベーションには波がある(12/24と12/26のサンタ帽購入意欲)
    抽象的な願望へのモチベーションは成果を生まない。ゴールの解像度を上げて、願望、結果、行動を区別する。行動はフォーカスマッピングして選ぶ(実行しやすさ、影響度の2軸でマッピングする)

    能力の鎖は、時間、資金、身体的能力、知的能力、日課の5つで構成され、能力を改善するには1番弱い鎖を改善する。
    具体的には行動を小さくし、調子が悪い日でもできることに行動を改善する

    きっかけとしては人、状況、行為があるが、最も効果的なのは行為。使えるアンカーを特定する。(〇〇したら××する)アンカーは行動の最後にする。(歯を磨くではなく歯ブラシをスタンドに戻す)
    例えば、『仕事楽しくないな〜』と思ったら。

    行動直後に祝福を与える。

    巻末のポジティブなフィードバックはいつかマネージメントする立場になる時のために勉強したい。褒めるの苦手だし。

    人生を自分自身の変化の実験室として扱う。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.08

  • 横

    習慣を身につけて前向きな変化を起こすのは難しくない。必要なのは、
     ①人間の心理に逆らわない手順
     ②変化を容易にする工夫
     ③推測や誤った原理に頼らない道具立て である。

    効果的な習慣をデザインして行動に変えるには、3つのことを実行すべきだ。
     ①自分自身を裁くのをやめる
     ②目標をきめ、「小さい行動」に分解する
     ③過ちを発見として受け入れ、前進するために役立てる

    行動を確実に変えるには、情報だけでは不十分だ。永続的な変化を起こすためにできることは3つしかない。
     ①天啓を得る
     ②環境を変える
     ③小さなところから習慣を変える

    小さな習慣がどう機能し、なぜ機能するのかを理解すれば、大きな変化を起こせるようになる。そして、望ましくない習慣をやめれるようになる

    本書の骨子、キモは、小さいことは、いますぐ始められる。望む行動を選び、それを、小さい行動に分解し、今すぐに始めるだ。

    気になったのは以下です。

    ・やる気も意思の力もその性質上、移ろいやすく、あてにできない
    ・シンプルなことこそ、行動を変える
    ・どんな小さな成功も「祝福」する―うまくいったという感覚が新たな習慣を取り入れる原動力となり、継続への意欲をかきたてる

    ・パーフェクトをめざさない
    ・まずは飛び込んで、進みながら習得する
    ・習慣を無意識化する
    ・人は不快さではなく、心地よさを感じることで前向きに変わることができる

    ・ある行動がおきるのは、M:モチベーション、A:能力、P:きっかけ が一定条件を満たした時だ
    ・行動の仕組みを正しく理解すれば、自分だけでなく、他人の行動も解読できるようになる

    ・P:人、A:行為、C:状況、PACは人間の行動を理解する基礎になる
    ・オンライン講座の最後まで到達できる人は10%にも満たない。人間とはそういうものだ。
    ・まずは欲しいものを知る、願いは、できるだけはっきりとえがいたほうがいい
    ・願望、結果、行動の3つを区別する

    ・黄金の行動 効果的である、自分が望むものである、実行可能である
    ・したい、と、できる、が一致した行動が定着する

    ・シンプル、小さく考える、中断しても再開すればいいだけ、繰り返すにつれて簡単になる
    ・能力の要素 時間、資金、身体的能力、知的能力、日課
    ・行動を簡単にする3つのアプローチ ①スキルを高める、②道具や手助けを使う、③行動を小さくする

    行動の選択肢
     ・一度で完了する行動は?
     ・身につけたい新しい習慣は?
     ・やめたい習慣は?

    きっかけ ①人によるきっかけ、②状況によるきっかけ、③行為によるきっかけ

    祝福する、ポジティブな感情が習慣をつくる
    達成感を生むことがもっとも効果的
    相手がしたいと思っていることをできるように助ける ⇒ 相手に達成感を実感させる
    鉄のルール、行動したら即座に祝福する

    祝福すべき3つの場面 ①習慣を思いだしたとき、②習慣をおこなっているとき、③習慣をやり終えた直後

    成長する習慣と、増殖する習慣、たくさんの小さな成功をつかむ 小さな成功でモチベーションが高まる
    変化のための、5つのスキルセット
     ①行動クラフティング 取り入れたいと思う習慣を選択し、調整する
     ②自己洞察 自分にとって有意義な習慣を見極める
     ③プロセス 難易度を高める
     ④コンテクスト 習慣を実行しやすいように環境を調整する
     ⑤マインドセット あたらしいアイデンティティを受け入れる

    悪習のきっかけをつぶす ①きっかけを取り除く、②きっかけを避ける、③きっかけを無視する

    いっしょに変わる
     簡単で、具体的なことから始める
     みんなの変化をデザインする
     相手が変えたことから始める

    変化について話し合う
     相手がしたいと思っていることをできるように助ける
     相手に達成感を実感させる
     自分がしたいと思っていることをできるように助ける
     自分が達成感を実感できるようにする

    ■行動デザインのステップ

    1 願望を明確にする
    2 行動の選択肢を上げる
    3 自分に合った行動をえらぶ
    4 小さくはじめる
    5 効果的なきっかけを見つける
    6 成功を祝福する
    7 トラブルシューティング、反復、拡大

    目次

    INTRODUCTION 変化は簡単に起こせる
    ・これが「行動デザイン」の世界だ
    「タイニー・ハビッド」を始めるための小さなエクササイズ

    CHAPTER1 行動を分析する―「3つの要素」が行動を生む
    ・「その行動」はなぜ起きた?
    ・行動=モチベーション・能力・きっかけ
    ・「3つの要素」ノダイヤルを調整する
    ・フォッグ行動モデルを「人に教える」
    ・フォッグ行動モデルで「悪習をやめる」
    ・フォッグ行動モデルで「人を動かす」
    ・人の行動を変える「3ステップ」
    ・「後悔する行動」をしてしまうメカニズム
    「フォッグ行動モデル」の小さなエクササイズ

    CHAPTER2 “モチベーション”編―「黄金の行動」をマッチングする
    ・モチベーションはあてにならない
    ・まずは「ほしいもの」を知る
    ・「願望」を明確にする
    ・「行動の選択肢」を挙げる
    ・やってはいけない「まちがいアプローチ」
    ・「自分に合った行動」を選ぶ
    ・フォーカス・マッピング
    ・フォッグの格言1
    ・「黄金の行動」を突き止める
    「行動デザイン」のための小さなエクササイズ

    CHAPTER3 “能力”編―習慣を「簡単なもの」に変える
    ・インスタは「シンプル」を極めた
    ・小さく始める
    ・行動を簡単にする「3つのアプローチ」
    ・何から始めればいい?
    ・習慣を「持続」させる
    「習慣を簡単にする」のための小さなエクササイズ

    CHAPTER4 “きっかけ”編―「どの日課」のあとに行動する?
    ・「効果的なきっかけ」を見つける
    ・きっかけの「3つのパターン」
    ・「レシピ」をつくる
    ・アンカーを「特定」する
    ・アンカーの「実験」をする
    ・アンカーの「最後尾」を見つける
    ・「合間の習慣」の驚くべき力
    ・「他人の行動を変える」最高の方法
    ・「真珠の習慣」でイヤな気分を消す
    「きっかけを見つける」のための小さなエクササイズ

    CHAPTER5 定着させる―祝福で脳をきらめかせる
    ・「自分をほめる」ことが行動変化につながる
    ・成功を「祝福」する
    ・「感情」が習慣をつくる
    ・報酬は行動の「直後」に与える
    ・フォッグの格言2
    ・祝福の「鉄のルール」
    ・「自分らしい祝福」を見つける方法
    ・祝福は「多様なパターン」を考える
    ・達成感を「すぐに実感」できる方法
    ・「リハーサル」で脳に刻み込む
    ・祝福すべき「3つの場面」
    ・習慣の根を「新鮮」に保つ
    ・「レシピなし」で祝福する
    ・3分間チャレンジ「セレブレーション猛アタック」
    「ジャインを感じる」のための小さなエクササイズ

    CHAPTER6 小を大に育てる―変化のスキルを活用する
    ・習慣を「大きく」育てる
    ・「成長する習慣」と「増殖する習慣」
    ・「たくさんの小さな成功」をつかむ
    ・「変化のスキル」を習得する
    ・トラブルシューティング、反復、拡大
    ・「本書を読むだけ」で終わらせてはならない
    「変化のスキル」を磨くための小さなエクササイズ

    CHAPTER7 悪習をやめる―習慣の結び目をほどく
    ・「有害な行動」を排除する
    ・「行動変化マスタープラン」を実行する
    ・新しい習慣を「つくる」ことに集中する
    ・従来の習慣を「やめる」ことに集中する
    ・習慣を「置き換える」ことに集中する
    ・「後押し人」に気をつける
    ・習慣の変化は「他人のため」になる
    「悪習をやめる」のための小さなエクササイズ

    CHAPTER8 一緒に変わる―みんなで人生を変える
    ・「簡単」で「具体的なこと」から始める
    ・「みんなの変化」をデザインする
    ・人を変化させる際の心得
    ・一緒に変わる「2つの戦略」
    ・「グループ」で変化する方法
    ・「家庭」でやってみる
    ・「仕事」でやってみる
    ・どんな変化も実現できる
    「グループ」のための小さなエクササイズ

    CONCLUSION 小さな変化がすべてを変える
    謝辞
    訳者あとがき
    付録■タイニー・ハビット・ツールキット

    ISBN:9784478106310
    出版社:ダイヤモンド社
    判型:A5
    ページ数:552ページ
    定価:2100円(本体)
    発行年月日:2021年05月
    発売日:2021年05月25日第1刷発行
    発売日:2021年06月10日第2刷発行
    続きを読む

    投稿日:2023.11.11

  • カドニム

    カドニム

    これまでは、新しい良い習慣を身につけるのに失敗した時、私がいいかげんな性格をしていることが失敗の原因だと思っていた。
    しかし本著では、失敗の原因は人間自体ではなく、そのアプローチの仕方に問題があったのだと主張されている。

    本著で提示されているメソッドは、まず悪習を構成している要素を分解する。そして、最も取り組みやすいものを取り除くようにする。最後に、新たに身につけたい習慣を、すでにある習慣の「あとに」必ずするように決める、というものだ。

    明日から、私は朝ご飯を食べ終わってコーヒーを飲んだら、すぐに簿記の勉強を5分でもいいからする。そして、私は新たなアイデンティティを作り上げるのだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.10

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。