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しめさば, ぶーた / 角川スニーカー文庫 (6件のレビュー)
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猿山リム
完結巻なので基本構造は割愛。 このシリーズは、問題が起きそうで起きなかったり、起きてもすぐに後腐れ無く解決したり、拗れそうでも絶対拗れない、全編ストレスフリーな作風と解釈している。 最後、とんで…もない展開を経るが、絶対問題なく完結するのがわかっているので、ハラハラせず完結を見守れた。 こう書くと、安易なスカスカな物語の様だが、特に何も無いわけでもなく、安定した時代劇が全部同じ展開で結末も約束されているのに楽しめるように、十分楽しめた。 全編ストレスを感じさせない程度の波瀾万丈というのも凄い作品。続きを読む
投稿日:2022.11.22
ディひター
最終巻、とうとう完結。アニメを見てたので、その通りのラストではあったけど、キレイにおさまったなという感想です。 前世でどれだけ徳を積んだら、巨乳女子高生と同居できるんでしょうね。
投稿日:2021.08.26
ツン
最初は、千歳じゃなくて丘珠なんだ!とか、丘珠ってこんな街の真ん中にあったの??とか余裕があったけど、ご自宅訪問のシーンからは涙が止まりませんでした。。こんなのは想像できなかったよ。素敵すぎる。エピロー…グがあったのもとても良かったです。あとがき、良田さんに厳しすぎませんか?最初からすごくいい人だったと思うけど。続きを読む
投稿日:2021.07.11
sakopy
このレビューはネタバレを含みます
どれだけ頭にきても、 それに対して逆に切れたら、 負けるんです。 その場で勝つことはもしかしたら大切なのかもしれませんし、 頭に来て憂さ晴らしするだけではなないです。 勝負じゃないんです、 勝つためでもなく、 負けないためでもなく、 こいつの力になるためだけに この場にいるのだから。 何かするのではなく、 ただ一緒にいることで 力になれるんです。 そのために休みも取ったんだから。
投稿日:2021.06.21
Mu
最終巻。 出逢った頃からいつか来ることが分かっていた別れ。 色んな別れが考えられた中でこれは、これ以上ない最高のシチュエーションだったんじゃないだろうか。 素直に良かったと思えた。 実家に帰る沙優に着いていくことにした吉田。 帰る決意はしたものの過去のトラウマや母親との軋轢を抱える沙優を吉田は最後の最後まで支えることができた。 いやあ、ほんと良かったね。 彼は最後まで真っ当な大人としての役割を果たす事が出来たんじゃないだろうか。 とても偉いと思う。 ただ最後まで吉田の沙優ちゃんに対する感情ははっきりしなかったけど。 少なくとも本人的には恋愛感情ではなく、家族の情に近い感じだろうか。 堅物だなあ。でもそれが彼の良いと頃なんだけど。 それに対して沙優ちゃんは明確に恋愛感情に育った。 恋する女の子は最強だから、きっとこの先、彼女の攻勢で二人の関係は変わっていくのだろうな。 そんなことを期待させるラストも良かった。 なんにしてもこの難しいテーマのお話を、最後まで書ききってくれて、作者にはありがとう、お疲れさまと言いたい。
投稿日:2021.06.06
もとし♪げん
本当は、こういう大人がたくさんいるはずなんだ。 そういう社会でありたい。 最後までそのスタンスを守り抜いてくれてよかったと思う。
投稿日:2021.06.05
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