【感想】美爆音!ぼくらの青春シンフォニー 習志野高校吹奏楽部の仲間たち

オザワ部長, pon-marsh / 岩崎書店
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • kyoko

    kyoko

    小4のハルカ少年が、音楽のまち習志野で吹奏楽と出会い、まっすぐにひたむきに仲間たちと切磋琢磨していくすがたがとても爽やか! 感動しました。

    ハルカが憧れて入学をかなえた習志野高校は、音楽とスポーツの名門校で、市民の宝もの、千葉県民の誇りです。そこで伝統を守りながら最高の演奏をすることに、青春のすべてを賭けるハルカたち。読んでいて何度も胸が熱くなってきます。

    クライマックスは2019年。
    ハルカは高3で、部長になっている。
    春には甲子園で「美爆音」をとどろかせる。夏も野球部を全力で応援し、甲子園と往復しながら最後の吹奏楽コンクール。ハルカたちは全国大会に進めるの? 最高の音楽ができるのか? プレッシャーの中で高校最後の夏が。。。。

    習志野高校の素晴らしいところは、高校生が市内の小中学生に楽器の技術を教えることが慣例になっていることですね。子どもたちの力もアップするし、市の全体、街ぐるみで音楽文化が育っていく。夢があって、夢を現実にする力のある、習志野市はいい街だなあと実感です。

    この本を読んで、習志野高校吹奏楽部がどうして長年こんなにスゴイのか、その秘密がやっと分かってきました。吹奏楽ファンのかた、音楽教育に興味のあるかたにもおすすめしたいです。

    でもシンプルに高校生が部活動に青春をそそぐストーリーが、ほんとうに爽やかで気持ちよくって、元気をもらえることうけあいです。

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    投稿日:2021.03.18

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