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近藤史恵 / 角川文庫 (95件のレビュー)
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さとー
ジビエ料理は食べたことはありませんが、食材や命について考える機会を得ました。また出会いは不思議な力を持っていると感じました。
投稿日:2024.04.18
mono__qro
みかんを添えなくても、肉からはみかんの匂いがするように、ぼくの身体には大高に教えてもらったいろんなことが染みついている。 --- 衝撃的に好みだった。まず冒頭が山から始まるところがとても良い。主人…公同世代で仕事のモヤモヤとか気持ちもよく分かる。そして大高!!!!なんなの彼めっちゃ好き!!!!!2人の成長と友情と謎が解けていく爽快感が大変気持ちよかった。あとイッヌがトテモいい。読後感最高。 久々に2回読み返しちゃう本に出会ったよ。気付いてなかったけどこの前よんだ犬の話と同じ作家さんなのね。他の作品も読んでみたい。続きを読む
投稿日:2024.04.17
かんがるー
伸び悩み、次なる成長を模索するシェフと世捨て人のように人との繋がりやしがらみを極端に排除して生きる猟師。 そんな二人が出会い、お互いの問題を乗り越え成長するお仕事小説であり人の成長を描いた小説。 ジビ…エ料理にはなかなかご縁がないのですが生命と真摯に向き合うシェフが作る料理はどれも美味しそうで実際にあるお店なら行ってみたくなる! 愚直なほどに生命と向き合うとっても素敵な物語でした。続きを読む
投稿日:2024.03.25
M
旅のお供に一気読み。 近藤史恵さんの本は大好き。 シェフと猟師のお話だけども、最後の方、こう言う話になるのね、と思っても見なかった方向へ話が進んだ。 私も調理を仕事とする人間だけど、もっと大事に調理し…ようと思えた。 とにかく全てが美味しそう! 続きを読む
投稿日:2024.03.10
サマー
ジビエ料理を出すフレンチレストランの潮田シェフ。 愛犬のピリカと狩猟のため山に入ったところ遭難しかけ、猟師の大高に助けてもらう。 そこからの縁で、ジビエ、狩猟、生き物の肉を食べるということについて深く…考えることになる潮田。 ジビエ料理、私はあまり食べたことなくて、過去に一度猪肉をフレンチでいただいただけかなぁ。 友人が、知り合いが猟をやってて鹿肉をもらったという話をしていたことを思い出した。 私の住む地域では猪が駆除対象になってて、駆除した猪を美味しく食べよう…と言う試みがされています。 フレンチレストランはないけど、猪肉のメンチカツとか、ソーセージとか。私も今度猪の料理を食べてみようと思った。 みかんをたくさん食べたヒヨドリのお料理、食べてみたい! みかんを食べて育ったブリやハマチというのは、お寿司屋さんで食べたことあって、それがとても美味しかったんだ(もちろんそれは養殖ですが)。 知らない分野、あまり興味のなかった分野なのに、近藤史恵さんの文章はすっと入ってくる。知らない世界の話なのに、私自身がどこかで接したことあるような話に繋がっている気がするのだ。 大高が狙われているという若干のミステリ描写も、良き。ジビエや狩猟についての考え方に基づいていたという結末も、話の本筋から離れずに良かったな。続きを読む
投稿日:2024.02.19
Eriko
命をいただくと言うことに、合掌。 命をかけて狩猟をしている現実とそれを否定する人たち。人はいろいろいて生きていくことは大変だけど生きている。 男同士の友情って、つくづくいいな
投稿日:2024.01.28
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