【感想】薬屋のひとりごと 11

日向夏, しのとうこ / ヒーロー文庫
(50件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
18
20
10
0
0

ブクログレビュー

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  • あかり

    あかり

    もう一度9巻辺りから要所を読み直すはめになった。何ならもっと前から伏線はあったよね。
    皇弟の政治家としての姿を久しぶりに見た。表の姿忘れていたけれど、最初はこんな感じだった。
    彼の本音や弱い部分をあしらうようでそっと支える彼女の心の変化も良い。続きを読む

    投稿日:2024.04.14

  • みちょはちゃ

    みちょはちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    薬屋のひとりごと11
    日向夏

    ∞-———————∞

    猫猫は嫌いかもしれないけど、羅漢の自由度好き、憧れる。他国の偉い人との話し合いの最中に突然「わし、帰る」って言ったとこ、猛烈に好きだ。目に入ってないと言うか見分けつかないからってこともあるんだろうけど、自分の考えのみ優先で子供みたくて可愛い。

    羅半兄はそろそろ名前を呼んであげて欲しい。読者もまだ知らない。

    玉鶯はなかなかの曲者。月の君の働きも、市民には全て玉鶯のおかげということになっている。

    そして陸孫。彼は戌の一族の1人。
    ここからはちょっと昔話。
    戌の女性は子供の父親は告げないしきたりになっているがそんな中、皇族の子がいるという話をでっち上げられ、討てと勅命が出る。
    玉袁はにはちょっと同情。13人の子供は誰も自分の子じゃない。自分が玉袁の子じゃないと知った玉鶯は玉袁が戌の女性に冗談で言った「息子をくれないか?」を聞いて陸孫こそが玉袁の子だと勘違いして消そうとしたということのよう。以前陸孫が、母と姉が目の前で殺されたと語ったことがあったけど、その相手は玉鶯だった。

    陸孫は仇を討ったんだね。

    今後西都はどうするか。猫猫たちが来てもう半年ほど経つらしい。

    2024/04/03 読了(図書館)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • ちびむく

    ちびむく

    西都に来て数ヶ月、蝗害対策や林大人という人物など色々なことに明け暮れる日々が語られます。その中で猫猫や壬氏たちの訪問者が悪いと囁かれるようになります。それを少しずつ先導しているのが玉鶯という領主代理なのですが、色々な複雑な人間関係が入り交じる西都と陸孫の過去が分かってくる今回の話は少しこんがらがりますが壮大な話にワクワクしました。続きを読む

    投稿日:2024.03.28

  • mofu

    mofu

    このレビューはネタバレを含みます

    シリーズ第11弾。
    第10弾は蝗害の描写がリアル、というレビューを見かけて、つい飛ばしてしまった。

    玉葉后の故郷・西都で、国を滅ぼすと言われる蝗害に懸命に立ち向かう猫猫たち一行。
    蝗害だけでも大変なのに、民による食糧の強奪や暴動を抑えることで更なる苦悩を強いられる。

    今回は数々の謎が解き明かされて、驚かされるばかり。
    玉葉后の兄・玉鶯、元羅漢の副官・陸孫、軽薄であるが外科手術はかなりの腕前の医官・天祐等など。
    特に玉鶯と陸孫の因縁と、玉葉后・白羽・陸孫の関係には驚くばかり。陸孫が幼い頃に偶然羅漢と出逢っていたことにも驚いた。陸孫は単なる仕事のできる優男だとばかり思っていたのに、そんな過去があったとは…。
    残念ながら猫猫とはしばらく逢わない方が身のため。密かにお似合いだと思っていただけに残念。

    もう一人気になるのは雀の存在。神出鬼没で謎めいた彼女は一体何者なのか。飄々としているけれどスパイとしてはかなりの有能ぶり。猫猫との距離を徐々に縮めているけれど油断ならない。雀が言う"上司"とは一体誰なのか。

    今回、壬氏は損な役回りばかりで可哀想だったけれど、壬氏の有能ぶりも分かり、何より壬氏に対する猫猫の態度も軟化したように思えるし、で壬氏にとって最終的にプラスの方向に向かうのでは…と期待して次巻を楽しみに待ちたい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.17

  • m.

    m.

    これからどうなっちゃうんだろう、、とドキドキしながら読み進め、最後はびっくり展開でした。毎巻予想できずに度々驚きながら読んでますが、今巻もとても面白かったです。

    投稿日:2024.03.15

  • LUNA

    LUNA

    このレビューはネタバレを含みます


    今回も面白くて一気に読み進めてしまいました
    蝗害による西都の混乱によって立ち込める暗雲に読んでいるこちらもじわじわと不安になります
    戌の一族を始めとした西都の事情もここに来てようやく全貌が見えてきて、陸孫の過去や玉葉后や白羽達の過去も見えてきて全てが繋がった時にぞくぞくと背中に走る面白さがありました
    羅半兄も地味に活躍していて羅半兄と猫猫の掛け合いにクスリと笑えます

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    投稿日:2024.02.18

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