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谷山走太 / 実業之日本社文庫GROW (2件のレビュー)
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芥川直木
彼女がいて⁉︎甲子園で優勝。現実に似合いそうなのは、元早稲田実業の「ハンカチ王子」くらいかな。 二兎追うものは一兎も得ず。 あと、この小説を読んであだち充の「タッチ」を思い出した。和人が達也で啓人が和…也、そして美咲が南ちゃん。 ところでこの小説を自分なりに例えるなら、ここに出てくるガイコツは優勝するために越えなければならない「壁」に象徴できる。 そして、和人でいう「視力」や美咲でいう「記憶」などを失うくらいに心身を痛めつけなければ、つまり努力をしなければ越えられない「壁」。 ただ、元高校球児で読書をたしなむ者からひとこと言わせてもらうと甲子園優勝より甲子園初出場を内容に取り上げたほうが臨場感があるかもです。 最後にこの本を読んで、甲子園の第91回大会決勝の中京大中京対新潟明訓戦で、3対10で9回裏ツーアウトまで追い込まれ明訓が怒涛の反撃をして6点を奪い返した試合を思い出した。続きを読む
投稿日:2023.04.18
中川 翔太
人間の欲望とそれに応じた対価との葛藤が描かれ、自分自身も簡単に欲しいものを手に入れるのではなく努力することが必要だと感じた。誰かのために犠牲になるのは自分にはいい話だと思うが相手にとっては後悔しかなく…人はみんな支えあって生きているのだと改めて感じた。続きを読む
投稿日:2021.06.09
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