【感想】インナーアース

小森陽一 / 集英社文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • LUCKY

    LUCKY

    地図作りの会社、メイキョウに勤める駒木根晶はかくれんぼが得意だった。
    嫌いな上司、鷹目と広報課長の天河は同期で仲が良い。ある時、天河が出席したパーティで蛍石という若手実業家と出会い、関門海峡の地下に大空洞が広がっていることがわかり、その内部の地図作成をメイキョウに依頼したいと提案してきた。続きを読む

    投稿日:2023.12.04

  • AkO

    AkO

    それぞれのキャラクターは、エンターテイメント小説らしく、魅力的でうまく書けている。地底探検の様子もなかなか良い感じ。
    ストーリーは目新しさはなく、途中ハプニングもあるが、展開に予想がつくので、それほど面白さはない。続きを読む

    投稿日:2023.10.08

  • しいる

    しいる

    このレビューはネタバレを含みます

    地図作りの会社“メイキョウ”が依頼されたのは地下の大空洞を地図にすることだった──。未知の世界に挑む近未来冒険お仕事小説、と紹介文にあったが、そこに1枚も2枚もテイストが加わることにより、より魅力的な話になっていた。

    小森作品も読んだことがなく、この本の前知識もなく読み始めたので、小粒の原石を見つけたかのような新鮮な気持ちになった。面白い!
    メイキョウが地下大空洞を地図にするため、社内でプロジェクトチームを結成し、地下に行くための訓練が描かれているところが、よりリアルさを感じられた。
    そして新の目的が明らかになるところにはゾクッとした。
    そうだよな、行くリスクの高い地下よりもそっちを目指すよなって思って…。

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    投稿日:2023.05.20

  • スミソニアン

    スミソニアン

    このレビューはネタバレを含みます

    地下世界は20キロもすると 空気 気圧 電磁波 まさに異世界
    そこに利権が絡むとレアアースなど
    地図自体にあまり意味はなくて
    だれに地図を売るかが大事

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    投稿日:2021.07.14

  • しのり

    しのり

    このレビューはネタバレを含みます

    地下の探索という任務に、現時点で生きている人達が今の会社で、どんな風に現実のものにしていくのか、読んでいて面白かったです。遠い未来ではなく、今というところがいいですね。

    進んでいくミッションで、宇宙兄弟がちらつき、ちょっと予想に入り込んできてしまいましたが、最後の取引ですっきりしました。いろんな人にいろんな役割があって、繋いで行きながら、物語が完成していくところが楽しめました。翼は引っ張り過ぎで、どんな大役をこなすのかと思って期待し過ぎましたが(笑)。

    そして、地図作りとケイビングに興味をもちました!楽しそう!

    地図作りは凄く大変そうだけど、やりがいのある面白い仕事だなと思いました。一つ一つの道の形や家の形が、こんな風に合わさって、地図が出来ていると思うと、平面から人の営みが見えてきて面白かったです。取材協力にゼンリンとあったので、納得と思いました。仕事内容は全然違いましたが、以前、役所の都市計画課でアルバイトしていていたので、ちょっと懐かしくなりました。

    ケイビングも凄く面白そうでした。閉所・暗所・水が合わさったところが大の苦手な私としては、絶対無理な趣味ですが、本を読んでる時は面白かったです。不安感と恐怖感が物凄くよくわかるなーと思いました。

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    投稿日:2021.06.27

  • はるき

    はるき

    ちょっと気になっていた本
    ケイビングしたいようなしたくないような。
    エイリアンとか出てくる小説かと思ったが違った。

    投稿日:2021.05.28

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