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常陸之介寛浩, 茨乃 / オーバーラップ文庫 (1件のレビュー)
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タカツテム
前巻を読んだ際にお江だけ側室になっていない事に疑問符を浮かべていたのだけど、意外とあっさり側室になりましたな。というか、年齢制限を忠実に守っていたのね また、茶々達におめでたの話が有ったりと真琴の周囲…は賑やかになりつつ、家族としての形を確かにしていっているようだね 戦国大名としての面については戦関係が一切無くなったのも有ってか、完全に領地経営モノに そちらについては以前からちまちまとやって来たこと、真琴が主義として掲げてきた方針が領地に根付き上手く回り始めている様を感じられるね また、真琴の家臣となる人間も徐々に増えてきた事で領地や事業が大きくなっても真琴の考え方は問題なく行き渡っているようで それにしてもまさか新免無二やら佐々木小次郎が家臣になるとは思わなかったけど。天下の副将軍として超有名人の真琴の下には自然と有名人が集まってくるということなのだろうか そして新ヒロインの小糸と小滝。なあなあで側室となっていくのだけど、二人共既に魅力的な少女であるのだと伝わってくるだけに納得の展開かな 既に正室と側室が6人も居るのにと思ってしまう部分もあるけれど、今回の伊達のように真琴と昵懇になる事を狙って、そして領地や家の安泰を狙って娘を使って真琴に取り入ろうとする者はもっと増えたっておかしくないんだよね。むしろ現状が少ないくらいか 松が千世を真琴の側室にと狙っているのもそういう理由だし これまでも真琴は領地経営の為に様々な施策や事業を始めて歴史が大きく変わるような偉業を為してきたのだけど、その中でも今回行われた「大納言黒坂常陸守真琴直営店」の定食屋は割ととんでもない代物なんじゃなかろうか 若い娘たちにセーラー服+割烹着を着せて大手門前で料理や接客をさせて、店内には萌え装飾が取り入れられているとかちょっと時代感が判らなくなりそうだ(笑)続きを読む
投稿日:2021.05.15
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