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バーネット, 土屋京子 / 光文社古典新訳文庫 (5件のレビュー)
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yoshi2013
このレビューはネタバレを含みます
貧しくも清く生きる母子に莫大な資産と貴族の称号が与えられる、王道のシンデレラ的ロマンだが、主人公セドリックの魅力的な内面と外観により、意固地な祖父の気持ちを変えていく過程が、たとえ展開がわかっていても読んでいて清々しく、痛快です。 主人公セドリックの性格を決定づける母の生き方について、育児の指南書として出版当時よく売れたのも頷けます。 人を思いやる気持ちを常に持ち続けることで、自分が望まずとも自分も幸せになることを信じたいです。 恥ずかしながら、読み終わるまで「小公女」と完全に混同していました。
投稿日:2022.06.12
なお
いわずと知れた児童文学の名著。最期まで老伯爵が好人物であることを疑わない主人公の純粋無垢な気持ちも好きですが孫息子の無垢な気持ちによって徐々に心を開いていく老伯爵の心理描写もこの作品の魅力です。
投稿日:2022.04.30
flounder532002
突然伯爵の後継者となり生活が一変するが素直で他人を思いやる気持ちは変わらない。ひとたび地位が奪われそうになるが勧善懲悪でハッピーな結末。なつかしい作品。2022.3.9
投稿日:2022.03.09
たなか
ある男の子の人生が突然好転するお話。 印象だったことは、最初から最後まで主人公の男の子はお母さんのことを一番に考え愛していたこと。 誰からも好かれる容姿と性格を持つ男の子を中心に周りの人達を変えていく…物語。続きを読む
投稿日:2021.06.25
ゆ
アメリカ生まれのセドリックがイギリスの伯爵のお爺さんのところに、跡継ぎとして行くことになるお話。 予想以上にジーンとする場面があって、顔を洗いに3回洗面所へいくことに。 心の純粋さ。自分のことより他…人を思いやることで得られる心のあたたかみにじんとした。 人生について大人が考えさせられる内容だと思う。続きを読む
投稿日:2021.06.05
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