【感想】いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

乃南アサ / 新潮文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • タマ

    タマ

    ほとんど、結末はどこかで読んだようなオチなんだけど、安定した読ませる。最新のいっちみちはいまいちかな。偶然が出来過ぎ。

    投稿日:2024.05.19

  • kissarmy0814

    kissarmy0814

    2024.05.09
    コロナ禍を反映した「いっちみち」をはじめとする短編集。
    前記表題作と「青い手」が印象的。特に「青い手」はあえて書かないことで余韻を残している。

    投稿日:2024.05.09

  • nt

    nt

     1998年から2020年にかけて書かれた乃南アサさんの短編小説アンソロジー。
     最初の作品は普通小説っぽくて、意外とそういう作品が並んでいるのかと思い油断して読んでいると、いきなりホラー小説みたくなったり、ミステリっぽくなったり、なかなか多彩である。読み始めた時はどんな作品なのか分からないので、読んでみてのお楽しみ、というスリルがあった。
     しかし、私はこの本に対してちょっと申し訳ないことをした。途中から、ヘンリー・ジェイムズの短編集と同時に、つまりかわりばんこに読んだのである。そうしてしまうと、ジェイムズ作品の文章の味わい深さ、物語世界の(心理的な)深さが際立ってしまい、そうすると本書の諸作はあまりにも薄っぺらく見えてしまうのだ。特に文章は読み安すぎて、音も無く流れ去っていく感じだ。この辺はもう、芸術としての格の違いとしか言いようがない。
     そんな比較をしてしまうとかわいそうだが、本書の短編は、現在の日本のエンタメ系作家が書いたものとしてじゅうぶんなレベルに達していると思う。悪くはない。
    続きを読む

    投稿日:2022.09.28

  • shushu

    shushu

    人間や家族の怖さを描いた短編集

    表題のもの以外は、ヒタヒタと怖くなるような作品。
    怖いし気持ち悪いけど、こういう事って確かにありそうと
    思わせてしまう。

    投稿日:2022.08.15

  • nanakana

    nanakana

    短編集で、いっちみち以外のお話は他で読んだことのあるお話で、20年近く前に書かれたものが多かったですが、どれも面白かったです。
    いっちみちは、最後に少し幸せな気持ちになれるお話です。その他は不思議なものや、コワッというお話でした。続きを読む

    投稿日:2022.07.30

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    人間のエゴみたいなものがぐっと詰まった短編集。
    『いっちみち』以外はちょっと怖いけど『団欒』は現実離れし過ぎててブラックユーモアたっぷりかな

    投稿日:2022.07.17

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