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小山 恭平, 柏倉 晴樹, カミツキレイニー, 高島 雄哉 / ハヤカワ文庫JA (2件のレビュー)
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総合評価:
"powered by"
kaz-yoneyama
世界観が統一されていることとわからないことがたくさんあること、最終的にどうなるのか不明だが一応の結論めいたものはついていること。 別の人が書いているけどあまりそういう感じがしない。
投稿日:2022.02.19
さいたに
このレビューはネタバレを含みます
―― はてさて。どう読んだものか。ゲームやったほうがいいのかなぁ。 アンソロジーというか、ひとつのゲームをモチーフに何人かが短編を寄せているんだけれど、作り上げたひとたちということもあって世界観に大きな齟齬はなくて。 ただキャラクタ解釈、みたいのにはどうしようもなく差が出るから、それは面白いところでもあるのだけれど、やっぱり本編未プレイからするとちょっとズレが気になるかな、というのが正直なところ。 巨大ロボが二人乗りの理由付けは気に入りました! まぁ高度になればなるほど複座というのはやっぱり真っ当な流れなのかなぁ。 とはいえ、真っ更な都市の上にARを被せる、という発想には少し疑問。どちらかというと混沌としたものや猥雑なものの上を、美麗なARが覆っている、という例えばpsycho-passのスラムみたいなイメージのほうが、個人的には腑に落ちる。果たして現在の都市が全壊したそのあとに、また同じものを形だけでも取り戻そうとするだろうか。もっと、よりよいものを作れると思ってる。そのほうが良くなる、とまではいかないけれど。 あるいは拡張現実なら、常により良くアップデートしていけるのかしら。郷愁? 里心? みたいのはどうしょうもないと思うけど。うーむ。 やっぱさ、シナリオライターと作家の間にはちょっと差があるのかな。好みの問題なんだと思うけど。 言葉遣いの好き嫌い。 ワーディングに少し引っ掛かりを感じるけれど、Blue Bird Lostが展開的にはいちばん好きかな。けれどジュリー像は高島さんのが好き。間で本格的に歪んだと思っておいた。総合☆2.6
投稿日:2021.05.24
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