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大森 美香, NHKドラマ制作班, NHK出版 / NHK出版 (1件のレビュー)
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だまし売りNo
毎回、冒頭に徳川家康が「こんばんは、徳川家康です」と登場することが話題である。幕末を舞台としたドラマに場違いな印象がある。戦国時代大好きの大河ドラマファンをひきつけるためだろうか。低視聴率になりがちな…幕末ドラマの対策だろうか。 一方で渋沢栄一『論語と算盤』では徳川家康を高く評価する。「もっとも戦争が上手であり、世間とつきあっていく道に秀でていたのが徳川家康公である」(渋沢栄一著、守屋淳訳『現代語訳 論語と算盤』筑摩書房、2010年、17頁)。渋沢栄一のドラマで徳川家康を登場させることは実は合っているかもしれない。 大河ドラマでは過去にも『八代将軍吉宗』の近松門左衛門や『葵 徳川三代』の水戸光圀という物語の案内役がいた。彼らに比べると『青天を衝け』の徳川家康は淡々としている。江戸幕府の滅亡という悔しがる出来事も起こるが、それでも淡々と解説しそうである。過去の案内役と比べてメタな存在として徹底している。続きを読む
投稿日:2021.04.11
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