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田中宏幸 / ダイヤモンド社 (4件のレビュー)
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TAMA
著者は現場の教師であり部活顧問であるため、学者や評論家の立場からの研究結果や机上の論理に基づいた見解ではなく、あくまで現場の目線で自身の経験則に基づいた指導法を紹介しているため、かなり現実的で実践に…即した指導法が紹介されている。 現場の指導者が現場目線で書いており、教育現場だけでなく明日から一般の職場で応用できる方法も多数あった。紹介されている方法は自然と実践しているものも多数あり共感できたが、反面で目から鱗の新しい発見は少なかった。 また、オレンジの悪魔の内幕が垣間見れて面白かった。続きを読む
投稿日:2023.02.19
amenonioi
なるほど!と思う。 それと同時に、同じことができる部活というのは(特に文化部では)限られるなと感じた。 田中先生の述べられる弱弱指導は、基礎力があることと、毎年決まった数の入部者があることが大前提の…ように思えるからだ。 もちろん、部の運営としては、理想的。 生徒たちが自ら動き・考え・実現していくというのは、誰かから教えられることよりも意味があるし、後々にまで残っていくことだからだ。 しかし、皆さんご存知のように、田中先生が退職された後、世界を COVID-19 が席巻した。 そのとき、京都橘はどうなったのか? 伝統は途絶えたのか?途絶えなかったのか? この本を読んで、2020年から現在に至るまでの京都橘吹奏楽部の様子を知りたくなった。続きを読む
投稿日:2022.08.21
だいきち
京都橘高校のマーチング部をどのように成長させたかについて書かれている. 「弱弱指導法」を用いて、先輩が後輩を育て、またその後輩が後輩を教えて行くことで自主性に富んだ活動ができた. ただし、これは基盤と…なる力があることが前提であり、それをどのようにつけていくかは自分で考えなければならない. 「女子集団をリードする上で大切なのは、【公平さ】だ」 「自分でルールを作って自分を律する【自律性】があってこそ、いつの日か自立した大人になれる.」 弱弱指導法のステップ ①教師のアドバイスが浸透する.(関係性の構築) ②課題に対して、「先生ならこういうのでは?」と イメージする.(型を明確に示したアドバイスが 必要) ③イメージをもとに、自分たちの頭で解決策を考え る. ④考えた解決策を全員でシェアして、成功したり失 敗したりする. ⑤この繰り返しで、自分で指導できるほどに成長で きる. 「波風立てずに揉め事のない集団がいい集団なのではない.揉め事が起きたときに解決できる力のある集団かどうかで、集団の質が決まる.」 ⭐️ある程度、成熟した相手向けの内容ではあるが、小学生にも応用できる部分があった.喧嘩が起きたときに仲裁するだけでなく、当事者同士に話し合わさせて解決する方法を、自分たちが納得できるように見つけさせることが大事だと気づいた. 続きを読む
投稿日:2021.07.22
kodyhase
部下との関わりに悩む中で参考になるかと思って読んだが、ちょっと自分のニーズには合わなかった。 しかし、自分を顧問に置き換えるのか、最上級生の3年生なのか、中間管理職の2年生なのかで見え方が変わってく…る。続きを読む
投稿日:2021.02.27
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