【感想】何とかならない時代の幸福論

ブレイディ みかこ, 鴻上 尚史 / 朝日新聞出版
(56件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
17
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12
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ブクログレビュー

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  • も

    イギリスと日本の空気感、暮らし、教育の違いが分かりやすく興味深かった。
    プレイディーさんの著書を読んでいたので、解像度上がった気がする。
    幸福論という点では明文化されているわけではないけれど、政府や世間の目を気にしてただ流されて生きていくことは幸福ではないと改めて感じた。
    当たり前に行われてきたことに疑問を持ち、自分なりの考えを持ち、できれば発信もしていく、そうありたいと感じた。
    結末にも記載があったけれど、コロナは大変なパンデミックであるけれど、情報に疑問を持ち自分たちで考え行動するキッカケになったのは感じる。
    劇的に良くならなくとも少しずつ社会が良くなるよう小さな一歩を踏み出していくことが、幸福論なのかも?
    続きを読む

    投稿日:2024.03.06

  •  mikitea

    mikitea

    NHKで放送された時も見ていたけど、こうやって本になって文章で読めるなんてたまりません。
    面白かった。こういうがっつり真面目な話を聞いたり読んだりするのが好きです。

    投稿日:2024.02.12

  • ツマミ

    ツマミ

    日本は移民を受け入れないべき、という意見をよくネットで見るのですが
    お二人の対談の中の、どうしたって増えていくんだからその上で対応していくしかない…といった内容にその通りだなあと思いました。
    実際に海外の現状を見ているブレイディさんの意見や鴻上さんの教育論、すべて面白く腑に落ちました。
    教育すること、子どもを育てることは社会をつくること。蔑ろにしてはいけないですね。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.06

  • masumasumasumoto

    masumasumasumoto

    自粛警察に代表される日本の文化・・・大きな壁の世間。英国と比較するとおかしな点がたくさん。他国と比較すると日本が見えてくる。

    投稿日:2023.08.15

  • iiiiiiiiii

    iiiiiiiiii

    日本は社会を信用できていない。
    その一節がとても腑に落ちた。信用できる社会にするために、それぞれが出来ることは何か、実行可能なことから始めてみる大切さを改めて考えさせられる一節だった。
    若干情報不足を感じる部分もあって、これは他の書籍などからも比較しないとなと思う。続きを読む

    投稿日:2023.08.13

  • マニジ

    マニジ

    世間と社会については面白かった。
    また、「ぼくはイエローで〜」にもあったが、特に教育という点でイギリスと日本の差を知った。日本の教育は遅れてるなと思わされる所が沢山あった。
    また、多様化にはエンパシーの能力を育てることが大切とのことで、そのためには演劇が有用だというのは納得できた。演じることで人の立場を考える事ができ、まさしくエンパシー(他人の靴を履く)が育むくとができる。
    他にもブルシットジョブの話も面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.06

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