【感想】一矢ノ秋 居眠り磐音(三十七)決定版

佐伯泰英 / 文春文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
2
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Sachi

    Sachi

    「居眠り磐音」37巻、いよいよ打倒ラスボスに向けての準備が始まりました。

    江戸では、品川柳次郎の妻お有が懐妊し、さらなるおめでたに喜んでいたら、尚武館佐々木道場の建物が取り壊しに。
    たくさんの人たちの協力で立派に増改築された経緯や、その道場(と母屋、離れ屋)で起こった様々な出来事を思い出すと、もう悲しくて切なくてやりきれない。

    一方、磐音一行が身を寄せる姥捨の郷では田植えの季節。
    空也は日々成長し、辰平と利次郎も仲間入りして、わいわい楽しそう。
    空也ちゃんがもうかわいいのなんの!
    利次郎のことを「とじろさん」とたどたどしく呼ぶのがたまらんです。

    そんなのどかなところに、田沼が放った唐人系図屋雹田平一味が、ひたひたと忍び寄ってくるのです。
    磐音は、逃げてばかりもいられないと、江戸に戻ることを決意。
    その磐音の「一矢報いる秋(とき)が参った」の宣告にはシビれました。
    そりゃタイトルにもなりますわ。

    今回は、品川柳次郎の意外な一面を見て呆れ、小田平助の活躍に歓喜し、磐音たちの「これぞ“ONE TEAM”」な戦いっぷりに血がたぎった一冊でございました。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.25

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【江戸へ戻るため、磐音が対峙するのは】姥捨の郷で嫡男・空也の成長を楽しみに穏やかに暮らす坂崎磐音とおこん。江戸帰還を決意し、田沼一派の刺客である唐人と決戦に臨む。

    投稿日:2020.08.25

  • トッチ

    トッチ

    江戸と磐音の方と交互に物語は進みます。

    江戸のみんなが相変わらず温かです。そして、物語も動き出します。

    いつの間にか、前巻から1年経ってました。

    投稿日:2020.07.16

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。