【感想】宝島

R.L.スティーヴンスン, 海保眞夫 / 岩波少年文庫
(21件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
8
5
4
0
0

ブクログレビュー

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「ジム少年は,トレローニさんや医者のリヴィシー先生とともに,海賊フリント船長がうめた莫大な財宝を探しに出帆する.ぶきみな1本足の海賊シルヴァーの陰謀にまきこまれ,はげしい戦いが始まる….手に汗にぎる海洋冒険小説の名作.」

    ・悪者に追われる緊迫感やスリルで、あっという間に物語の中に引き込まれる。
    岩波少年文庫か、福音館の完訳がおすすめ。
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    投稿日:2023.06.26

  • まさき

    まさき

    このレビューはネタバレを含みます

    シルヴァはもっと始めから出てきて、海賊中心の話かと思ってた
    視点人物は少年、海賊とは敵対
    シルヴァは雇われ船員からの裏切り者筆頭で海賊側船長になり、途中で再度裏切り主人公側につく

    船出までが存外長く、冒険はなかなか始まらない
    島での冒険、生活についてもっと読みたかった
    終盤やけにあっさり万事解決する

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    投稿日:2022.08.08

  • kimikimi28

    kimikimi28

     古典の名作はやはりおもしろかった。読み始めたら止まらない。有名すぎるので内容については省くことにする。外国作品を読んだときに楽しみにしているのが「訳者あとがき」だ。作家についてはもちろん、作品の時代背景などもわかり、より深く物語を知ることができる。原タイトルが「船のコック」だったということも、なるほどと思った。続きを読む

    投稿日:2022.07.18

  • MCシゲ

    MCシゲ

    宝島というタイトルから、
    インディージョーンズの様な、
    冒険話かと思ったら、
    海賊の宝を巡る裏切りバトルロワイヤルで、驚いた。

    めちゃくちゃ殺し合いしていて、
    結構びっくりした。

    投稿日:2021.02.28

  • 淳水堂

    淳水堂

    アニメを見たので本も読みました。子供の頃簡易版で読んだので話は知っているけれどちゃんと読んだのは初めてです。
    アニメの感想はこちら。
    https://booklog.jp/item/1/B000GJ0MW6

    ***
    かつての大海賊フリント船長の隠した宝の地図を手に入れたジム少年は、医者で判事のリプシー先生、郷士のトリローニさんと共に宝島を目指す。
    しかしその船、ヒスパニオラ号にはフリント船長の船に乗っていた一本足の海賊ジョン・シルヴァーが乗り込み、船員たちを仲間に引き入れ、反乱を企んでいた。
    宝島に着いたジムは、島でかつてフリント船長に置き去りにされた海賊の生き残りベン・ガンと知り合う。
    ベン・ガンはシルヴァーを恐れ、ジムたちの手引きをするから自分をキリスト教の国に連れて帰ってほしいと願う。

    ジムは、トリローニさんとその下男たち、リプシー先生、スモーレット船長、船員のグレーと共に、かつてフリント船長が建てた丸太小屋に立て籠もる。
    攻撃を仕掛けるシルヴァーたち。敵も味方も次々に倒れてゆく。

    海賊たちとの攻防戦。
    シルヴァーは敵か味方か?
    ジムたちと海賊たちは、どちらがいかに宝を手に入れ無事に島から脱出するのか…。

    ***

    物語は、大人になったジムが当時を振り返っての手記という形式です。そのため冒険譚ではありますが安定した語り口です。

    ジム少年は、フリント船長の地図を手に入れ、シルヴァーたちの企てを立ち聞きし、ベン・ガンと知り合い、ヒスパニオラ号を海賊から解放しと、なんか物凄い大活躍。
    しかしその行動の裏には若いながらの軽率さもあり、本人も反省したり、先生から「自分勝手なことをした君を最優先にはできなかった」と厳しく言われたり、全てが終わった後にはスモーレット船長から「君は人に可愛がられる要素がある立派な少年だが、私の手に余るからもう一緒に航海には出たくないなあ」だとか言われてます(笑)

    敵役のジョン・シルヴァーは、アニメ版だと男の中の男としてジム少年と心を通わせ、敵ながら憧れの存在ですが、原作では愛嬌と恐ろしさを持つおっさんです(笑)
    逞しい体で、ブタのもも肉みたいに分厚く不細工な顔立ち、松葉杖を操り一本足とは思えないほど身軽。
    その場の様相を感じ取り、場を和ませるためには陽気に歌ったり笑ったりするし、敵になる相手は瞬時に攻撃します。敵と味方を天秤にかけ、自分を助ける者には遜ることも厭いません。
    海賊たちは縛り首を恐れていて、それは死ぬ恐怖だけではなく、あれだけ海で活躍した男たちが吊るされて揺れているという人間の尊厳の欠如も恐れてるのでしょうか。

    大人も子供も惹かれる冒険譚です。
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    投稿日:2019.11.04

  • asiantamtam

    asiantamtam

    あらすじは知っていたが未読だったので読んでみた。小学生の頃に読んでいたら、ジムにすごく共感できたんだろうなあ。これが年を経るということか。海賊と無人島に宝箱!ロマンたっぷりで素晴らしい、まさに後世に残る児童小説。続きを読む

    投稿日:2019.06.26

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