【感想】コルトM1847羽衣

月村了衛 / 文春文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 松子

    松子

    『コルトM1847』月村了衛

    いつも、はらはらしながら読む月村作品だけど、この作品は読んでいて初めての感情が湧いてきた。
    なんとも…切なじれったい!

    行方不明になった恋人を一途に愛し、生きていると信じ捜し続ける主人公のお炎。
    江戸っ子お炎の真っ直ぐに人を愛する女性の強さ美しさ格好良さが伝わってくる。

    印象深かったのは頭に映像がはっきりと浮かび上がるほどドラマティックな場面(恋愛や戦闘、様々な場面を含め)が多かったこと。

    そして、月村さんの描く戦闘場面。
    玄人衆の頭、与四松の脱藩浪士や蝉麻呂との乱戦場面に、ぎゅんっと心が惹きつけられる。

    闘う場面の緊張感がびんびん伝わってくるだけでなく、その人の人生や生き方や葛藤が生死をかけた戦いと重ねられ浮き彫りにされて、心がぎゅっと締め付けられる。

    はい、大好きです。

    読み終わった後はコルトM1847を検索して実際の装填シーンを見た。ほぇぇ、こんな風に火薬をつめるのかぁ。

    月村さんの時代小説、また一味違った月村作品
    に出会えて楽しかった(^^)
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    投稿日:2024.02.01

  • 山田

    山田

    めちゃくちゃいい作品。
    島での探索と戦いの連続と狙いも含め血湧き肉躍る物語でありその背景に島にはびこる宗教も盛り上げてる。
    主人公がかっこいいというのもいい。

    投稿日:2022.12.23

  • はるぽんぽん

    はるぽんぽん

    かっこいい姐さん!
    被衣を着たお炎さん。
    大切な人を追って佐渡まで行く覚悟、かっこいい。
    最新式の銃を操るところもかっこいい。

    佐渡金山のあれこれもとても伝奇的で楽しかった。
    ゴールドはいつでも人の憧れ。
    コルトでばんばんやるところは西部劇っぽくて良い。
    娯楽エンタメはこうでなきゃ。

    お気に入りは軽業のおみんちゃん。
    月村さんの女子同士のバディものはとてもツボ。
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    投稿日:2022.08.20

  • ヒューイチ

    ヒューイチ

    月村了衛の時代小説×ガンアクションのコルトシリーズ第二弾!

    本書を取るきっかけはラジオ番組で紹介されていたから!


    女侠客の羽衣お炎は失踪した恋人を探し単身、佐渡ヶ島へ乗り込む!
    しかしそこに待っていたのは、ただの金山ではなく、オドロ様を祀る謎の宗教団体!?
    脱藩した薩摩藩士13名!?と謎の浪人集団??

    前作の主人公に、見方は殆ど居なかったが本作では軽業師おみんと、豪商『四海屋』の送り込んだ与四松率いる玄人衆!

    敵味方入り乱れて刀と暗器と銃口が佐渡の金山に咆哮す!!!

    見てて次が次へと気になる時代アクション小説!
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    投稿日:2022.04.10

  • kaz-yoneyama

    kaz-yoneyama

    ハリウッドみたいなエンターテインメント。
    最初からアクションと謎解きが組み合わさって映画化すれば面白そう。

    投稿日:2021.01.11

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【女渡世・お炎、六連発銃を片手に佐渡金山に殴り込む!】羽衣の二つ名を持つ女渡世・お炎は、最新式六連発銃・コルトM1847片手に佐渡へと渡る。江戸の暗黒街を描く人気時代小説第二弾!

    投稿日:2020.10.20

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