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時雨沢恵一, 黒星紅白 / 電撃文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
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トッキー
いつものキノの旅、皮肉めいてて面白い。何気にあの人が主役の話は初めてでは?このシリーズも長くなったなー
投稿日:2023.08.05
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
このレビューはネタバレを含みます
注:残酷・暴力的な描写が(少ないが)あるので、学校図書として置くかどうかは慎重に(例:人間の頭部に銃弾が当たり、顎から上だけが吹っ飛ぶ、脳が飛び散る等) 内容: 「「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノたちが訪れる国は個性豊な人たちが暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく。」 ベストセレクション、コミック・アニメもあり。 目次 ●口絵「狙撃兵の話」(師匠のお話) ●プロローグ「砂漠の真ん中で・b」 ●第一話「人を喰った話」 ●第二話「過保護」 ●第三話「魔法使いの国」 ●第四話「自由報道の国」 ●第五話「絵の話」 ●第六話「帰郷」 ●第七話「本の国」 ●第八話「優しい国」 ●エピローグ「砂漠の真ん中で・a」 ●特別編「続・絵の話」(目次未記載・シズのお話) ・あとがき
投稿日:2023.04.10
saya
「ロボットがいる国」が好きだった。 仲間として迎えていた勤勉な人たちは生活が便利でうまくやれているというのが昔話の教訓めいていて良い。
投稿日:2022.05.05
ちこ(´・ω・)
「演技の国」 魅力を十分に伝えるために。 全ての作品がオリジナリティに溢れ面白そうだが、自伝を自ら演じている気分かもな。 「ペンの国」 思いを伝えるためには時間が。 一通り国が審査してから報道すべき…事もあるだろうが、今この瞬間に伝えるべき事もあるのでは。 「赤い霧の湖で・b」 これは一体何の光なのだろうか。 不思議な感じもするが、美しい光景なのだろうな。 「ロボットがいる国」 予想外の考えが生き抜く術に。 仲間という意識が無く便利な物と考えていたら、訪れた頃には師匠の言う通りになっていたかもな。 「ピンクの島」 大好きな色に全てを染めた。 何がどうなって現在の状況になったのか不明だが、色の概念がおかしくなっているのは確かだな。 「眠る国」 永遠の命を得るために。 本当にできるか分からない技術を待っている間、これだけ酷使された身体は持つのだろうか。 「愚かな者は死んでいい国」 投票の本当の意味を理解する者は。 全て独りの責任で行うのは心身共に疲労困憊だろうが、腹を括って決めた道ならば最後までしっかりやり遂げるべきでは。 「戦える国」 感情を無にしなければ。 戦場において一番不必要なものではあるかもしれないが、人間としてではなく物と同等の扱いになってしまいそうだな。 「狙撃犯のいる国」 持ち物検査は厳重に行われるが。 しっかりと模写までして管理しているというのに、国にない物の構造を知らないだけで簡単に騙されてしまうのだな。 「始まりと終わりの国」 誰もいない廃墟と化した町並み。 観光地として成立したら、国ごと引っ越すとでもいうのだろうか。 「赤い湖の国・a」 生きて通れるかは運次第。 詳しく調査せず生き延びる可能性の高い者を労働者にし、旅人に生死に関する書類まで書かせて運行するのはどうなのだろう。続きを読む
投稿日:2021.06.15
isutabi
【感想】 ・うーん、ちょっとパワーダウンしてる感じはあるかな。以前より伝えたい感が出てきたかも? にやりとわらうような視点でおかしな国を報告する感じがよかったのだけど。 【内容】 ・おまけ1はその人…のキャラをそのまま映画にしようとする国。 ・おまけ2は「ペンは剣よりも強し」なので伝えることを規制し審査している国。 ・キノさんたちはロボットがいる国に行くがかつてこの国について師匠が懸念していたことの内容を忘れてしまった。 ・フォトたちはなんでも「ピンク」に塗られた島に行くが。 ・キノさんたちは巨大な箱が鎮座している国に入る。 ・独裁者が愚か者を殺す国民投票を行った国。 ・シズが訪れたのは優秀な兵士を作り出す国。 ・狙撃犯と対決。 ・終わった国。 ・湖に出る有毒な赤い霧。 ▼キノさんとエルメスさんについての簡単なメモ(ちゃんと書き始めたのは23巻から) 【相棒】師匠さんといっしょに自壊しそうなオンボロ車で旅してるちょっと背の低いハンサムな男。師匠さんの下僕と化しているふうもあるが、過去に殺し屋とかかなりヤバイことをやってたもよう。なぜ師匠さんについてきているのかは不明。 【エルメス】キノさんとともに旅をしているモトラドで、しゃべる。お気楽なタイプの彼がしゃべるのでこの作品は基本的に漫才となっている。自分だけでは動けないわけなので無理やり旅に引っ張りまわされているかたちだがその暮らしについて特に不満はないようだ。本質的に旅が(走り回ることが)好きみたいだ。エルメスは旅そのものなのだ。タンクの色は銀色。お寝坊さん。Wikipediaによるとモデルとなった単車は「ブラフ・シューペリア SS100」っていうやつらしい。 【カノン】キノの銃。リボルバー。右腿に吊っている。 【キノ】主人公。モトラドのエルメスさんとともに旅している短髪の美少女。だいたい誰にも負けない腕を持つガンマンだがとてもがめついらしい。ひとつの街に三日だけ滞在すると決めている。もらえるものはなんでももらうしもらえないものももらえそうならもらう。 【師匠】自壊しそうなオンボロな黄色い車で旅をしている男女二人づれの偉い方。長い黒髪。銃器の名手。いまだキノさんたちと出会っていないのでこの人の旅の話は過去編で、のちにキノさんの師匠になった可能性が高いかも。その場合「相棒」くんがどうなってるのかは不明。 【シズ】バギーで旅している緑のセーターを着ている真面目な青年。旅の目的は安住の地を見つけること。飛んでくる銃弾をたたき落とせるほどの剣の達人だがキノさんには勝てない。旅の仲間は陸とティー。元王族らしい。傭兵をしていたことがある。キノたちや師匠たちが行った国を別の側面から見せてくれることもある。逆の場合もある。主要メンバーの中では地味キャラだが『学園キノ』では立派な変態として目立っている。 【ソウ】小さなモトラド。フォトの相棒。彼女の足りない部分を補う役目を余儀無くされている。気分的には保護者。Wikipediaによるとモデルは「ホンダ・モトコンポ」らしい。 【タダ】キノさんはタダのものが好きだ。でもこの作品ではだいたいみんなそうだ。誰かが言った「タダで物をもらった時は心の底から礼を言え!」 【旅人にとって必要なもの】キノさんいわく「自分への愛情」。 【ティー】本名ティファナ。シズさまが「船の国」で出会ったおそろしく無口で無愛想な少女。その後レギュラー入り。真っ白な肌に髪、透明感のあるエメラルドグリーンの瞳。記憶力がすごい。みたところ六~七歳くらいの感じだがとても賢くものがわかっている。最近はなぜか手榴弾がお気に入り。 【パースエイダー】銃器。ハンドパースエイダーはピストルみたいなもん。 【必殺板金】エルメスの言い間違い。一攫千金。 【船の国】シズさまがティーと出会った国。はっきり覚えてないけどそのときキノさんもいたような、国が崩壊したような気もする。 【フォト】17歳の写真家。「ポプラ通りの写真屋」をやってる。元奴隷だったが、主たちが食中毒で全員死亡し自由になった。ひょんなことから大金持ち。あまりものを知らなくて、純粋で天然ボケなところがある。相棒はモトラドのソウ。 【フルート】キノの銃。ライフル。どこかの国でもらった。 【モトラド】単車みたいなもん。空は飛ばない。すべてのモトラドが話をするのかどうかは不明。しゃべるタイプとしゃべらないタイプがいるようだ。しゃべるタイプも自分が自分のどこでものを見て聞いて声を出しているのかはわからないようだ。 【森の人】キノの銃。細身で弾倉着脱式で連写性能が高い。ある人物がくれたが、もしかしたらかつての「相棒」さんなのかもしれない。 【陸】シズさまとともに旅する白くてフワフワの犬。『学園キノ』でシズさまが「サモエド仮面」を名乗っているしたぶんサモエドという犬種だと思われる。いつも笑っているような顔をしている。最近ティーにバギーの定位置を奪われた。あるいはティーのクッションと化している。『学園キノ』では性格が悪い少年。続きを読む
投稿日:2021.05.09
Chiehima
23巻! でも、かなり残念な巻でした。 文章も、価値観も かなり軽く書かれていて、1巻目のような 感動がなかった。
投稿日:2021.03.13
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