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天野慶 / 朝日学生新聞社 (4件のレビュー)
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くしな
つくづく思う なぜ学生時代に古典を楽しめなかったのか! こちらの本は小学生向けになってるのでホント分かりやすい 枕草子は今でも通じる「あるある」なことが書かれてるので読んでて楽しい
投稿日:2024.02.20
Zwarte Beertje
(完読はしていない) 今となってはとっつにくい古典文学だとしても、当時は若い女性が気軽に書いた日記やエッセイのようなものだったわけで、現代の若い女性風の口調で口語訳や解説をするのはとても的確だと思う。…解説を読んでから改めて原文を読むと、最初よりも活き活きと感じることができた。 軽いといえば軽いけど、清少納言が身近にいるような感覚になれて、古典に親しみを感じるためにはとても良い本です。 イラストもとてもかわいい。続きを読む
投稿日:2022.04.03
teastrain
枕草子はあまり読んだことがなかったので興味を持ち、本書を手に取った。 見開きで一つの段が紹介されていて、挿絵が可愛くて読みやすい。一気に読むのでなくて、少しずつ読むのが楽しい。 いつも思うけど、古典を…扱う本はずば抜けて日本語が美しい。歴史がある分洗練されてるのかしら。 『うた恋い』の3巻、清少納言の話で登場する定子や藤原斉信、藤原実方、藤原行成の話もあるので併せて読むとなお面白い。 巻末の「敬語を学ぼう」や「古典文学集」はとてもわかりやすいので見る価値あり!続きを読む
投稿日:2021.02.13
きのえ
一言で言うと枕草子絵本ですね。 ソフトカバーだけど、大判でホントに絵本という感じ。 絵もすごく可愛い。 そして全てカラーです。 見開きの一ページで一つの段を紹介していく形をとっています。 右のページ…上半分は原文と訳。でも、原文も訳もホント少し。一言ってくらい。ただ、下半分にはその段全体を要約したものがあるので、どういうことが書かれている段なのかはわかるようになっています。 左のページの上半分には挿絵と豆知識、下半分には解説。 全てのページがこの調子です。 すごく見やすい。 しかも第一段の季節に合わせて、春、夏、秋、冬の四つに分かれてそれぞれの季節に関連する話が纏められていて、それもなんだか読みやすさに繋がっているのかなと思います。 これはお子様も読めるなぁ〜などと思います。 ただ一つ気になるとすれば、主な登場人物に元旦那の則光はわかるのだけれど、実方が中関白家の一人として紹介されている事。 道長側は一人もいない。まぁ、日記的章段は定子のサロン内の話だしわかるのだけれど、枕草子の登場人物としてあげるのならば藤原宣忠か藤原行成の方が登場回数は格段に多いし、この本でもその章段は取り上げられているのに…。 この著者もやはり実方推しなんだろうか…。 あ、でも楽しい本ですよ。凄く! 続きを読む
投稿日:2020.09.21
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