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豊岡昭彦, 高見澤秀 / 秀和システム (10件のレビュー)
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sonnenblume827
好きだった作家が嫌いになるかもしれない本。 著者の悪意かとすら思ってしまう。 と言っても、ネガティブな文章を集めたとされつつ、美しい表現だと感じるものも多数あり、どう言う視点で読むか迷う。 「クソ」と…いう表現は好きではないが、石川啄木と島崎藤村の部分はあまりにひどすぎて、こんなにクソ人間だったんだとガッカリの三乗くらい。 そんな自分を曝け出して文字として残してる部分が作家なのかもしれない。あー、しかし石川啄木と島崎藤村はがっかりすぎる。続きを読む
投稿日:2024.04.15
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
910 「人間、憂鬱くらいでちょうどいい」厭世と狂気に満ちた文壇の肉声。漱石、太宰、中也、芥川……日本中を絶望させた先生方の独白! 文豪が人生をはかなみ、社会に唾を吐き、 人間関係をぶち壊して、それら…を全部まわりのせいにするという、 読み手を鬱々とさせるものばかりを集めました。 憂鬱、絶望、厭世、そして狂気感たっぷりの本書を読めば、 文豪がますます好きになることは間違いありません。 彼らは「言いたいこと」を素直に、極端に、 鋭利に言ってくれるので、爽快感の切れ味が違います。 そして、これまでにないほどたっぷりマイナスイメージに浸った後は、 もうきっとプラスの感情しか湧いてこないでしょう。 一味違った名言本の良さを、ぜひ体感してみてください! 【目次】 第1章 絶望しなければ仕事じゃない 第2章 人間、憂鬱くらいでちょうどいい 第3章 この世には女神か悪女しかいないのか 第4章 狂気的な文章、凶器となる言葉 第5章 夢破れてからの一生は長すぎる 第6章 俺以外は全員阿保だ 第7章 死んでも地獄はない。人生こそ地獄である 第8章 俺は日本と日本人に失望した続きを読む
投稿日:2023.09.19
hiyorimi16
このレビューはネタバレを含みます
「坊ちゃんの時代」で読んだ記憶はあるが、石川啄木のダメっぷりがすごい。 はたらけどはたらけど‥って働いてねーし。 島崎藤村もそうとうゲスい。
投稿日:2023.06.15
借買無 乱読
いわゆる"文豪"と言われる作家たちの、作品の一部を抜き出してまとめたもの。どんな人でも憂鬱な気分になることがあると思うが、それを言葉(文章)にして読者に伝えられるのは、さすが"文豪"!だと思った。芥川…『侏儒の言葉』と藤村『新生』を読んでみたい。続きを読む
投稿日:2022.08.26
etoile
図書館の企画展示コーナーで目に留まったので読んでみた。 カフカの絶望名人もだけど卑屈すぎてかえって滑稽で笑えてくる。 自らのプライベートをあけすけに文章にしてしまう文豪を反面教師にしてか、今の作家さん…はペンネームの方が多いし、表舞台に姿を見せない方が多いなという印象。まぁ、そういう時代ではなくなってしまったからというのもあるだろうけど。 有島武郎が愛人と自殺したのは知っていたけど、発見時腐乱した状態であったのと遺言書がその通りであったというのは初めて知った。続きを読む
投稿日:2020.11.19
harumi nakano
すさんだ心に憂鬱語録はもってこいと思ったが、やはり小説の中で読まないと心に響かないなぁ。 マイナス部分があってこその文豪なのだ。
投稿日:2020.10.13
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