【感想】色にや恋ひむ ひひらぎ草紙

深山くのえ, アオジマイコ / 小学館文庫キャラブン!
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
5
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ブクログレビュー

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  • sitibu

    sitibu

    平安時代の恋愛のいいとこ取りをしている話でした。真面目で損な役回りをしているをしている主人公ですが、ちゃんと見てる人は見てる。それが同じく真面目で誠実なヒーローでした。という鉄板の恋愛です。平安時代の女の人は男の人のもとへほいほい会いにいきにくい時代ですので、そのへんのもどかしさと話が進む時はサクッと結婚に至ってしまう社会の上手いところをついた話でした。
    良い恋愛を摂取いたしました。
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    投稿日:2023.09.05

  • シロ

    シロ

    このレビューはネタバレを含みます

    更衣も可哀想なんだよね。脳天気な帝に腹が立つよね。若い時思い出して浮かれてるってことでしょ?
    元婚約者ももっとギャフンと言わせて欲しかった。
    でも、気を張って生きてきた二人が力を抜けるお互いと出会えて幸せになってください、なれるよと良い読後感。

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    投稿日:2023.04.29

  • ako.

    ako.

    2021年の読み納め。今年の100冊目でした!
    前回に引き続きトレンディ!!
    そうか、宮仕え典侍さん、今で言うところのOLさんだわな…そして女だらけで愛憎がダイレクトに目眩く後宮で、これだけ気高く強い淑子ちゃん可愛いなぁと思いました。

    平安テイストと働く女子の大変さと王道男子のど直球告白と盛りだくさんで、しかも読みやすい。

    最後の最後にちょっと幸せ気分になれた良き読書でしたー。2022年も良い本とたくさん出会えますように!
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    投稿日:2021.12.31

  • ごまみそずい

    ごまみそずい

    このレビューはネタバレを含みます

    すごく好みな平安恋物語。
    ちょっと大人な落ち着きと諦観、からの真面目な男女同士のまっすぐな恋愛がよい!

    淑子は婚約者を妹に取られ、家に居づらくなって典侍となる。そこでは周りに頼られ喧嘩の仲裁をしつつも「柊の典侍」などという不名誉なあだ名をつけられている。
    そんな折、新しく任官された蔵人がかつて自分を裏切った元婚約者と知り憂鬱になるが、もう一人の新任蔵人から突然のプロポーズ! 彼は淑子が女儒たちをいつも気遣っている姿をちゃんと見ていて……。

    二人の距離とか淑子の心の揺れを一緒に味わううちに、ああもうこの二人早く幸せになって! と思わずにはいられない。そしてお仕事小説としても楽しい。女御達の争い、先輩のサボりの尻拭い、根回しと観察と状況把握。
    ちゃんと真面目に周りを気遣いながら仕事をしていた淑子が報われてよかったです。

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    投稿日:2021.12.30

  • 色

    このレビューはネタバレを含みます

    良かった。
    主人公の素直さや気に入らないことがあっても受け入れて頑張ろうとするところにとても好感が持てた。
    やっぱり一筋縄ではいかずに波乱がありますがそれが関係を進める後押しとなって、にやにやしました。

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    投稿日:2021.11.21

  • ヒュナ

    ヒュナ


    前作のかんなり草紙よりも断然好み
    堅物な男性と刺々しい女性の恋絵巻
    働く女性の感じがとても好ましい
    噂好きの女性たちに囲まれて揉まれながらも芯を通す淑子さんのこと、本当に尊敬してしまう!
    仕事のできる女性は本当に素敵でカッコイイと思う

    今巻は2人とも不器用で、不器用ながらも思いあっていて……つい頬がニヤついてしまう
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    投稿日:2021.07.15

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