【感想】高校生と考える日本の論点2020-30

出口治明, 沢木耕太郎, 会田誠, 青柳貴史, 赤坂真理, 入江昭, 温又柔, 菅野聡美, 岸政彦, 郡司ペギオ幸夫, 島内景二, 鈴木一誌, 巽孝之, 夏井いつき, 西田亮介, 沼野恭子, 藤谷治, 本郷和人, 水無田気流, 吉川浩満, 渡辺一史 / 左右社*
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
2
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • snow--t

    snow--t

    中1から高3生を目の前に、熱く語られた講演録。

    自分を探したくなる年齢の人たちが、自分を確立している人から話が聞けるのは、いいなぁと思う。

    投稿日:2020.12.02

  • まなみ

    まなみ

    論点というタイトルなのでグラフやデータなのかと思いきや、それぞれの方のストーリーで、久しぶりに校長講話を聞いているようで面白かった。特に質問に対してハッとする回答が多く、ニッチな分野でも何か突き詰めている人は、世の中の真理も理解できるようになると感じた。最後の秘密の話が特に面白かった。続きを読む

    投稿日:2020.09.12

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    【内容紹介】
    これを読めば、日本で今「語るべきこと」がわかるーー哲学、政治学、社会学、文学、芸術など、最先端で活躍する講師陣による、超豪華講義録最新版!働き方、ジェンダー問題、デジタル社会……混沌の時代に生きる私たちは、どこを目指すべきなのか?過去に学び、現在地から明るい未来を描くための、思考レッスン21講。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    神奈川県川崎市にある桐光学園中学・高校では、さまざまな分野で活躍している方々を定期的に招いて、生徒に向けた講演を行なっているそうです。この本は、その講演の内容をまとめたシリーズのうちの一冊で、これからを生きる若者の視野を広げる良本だと思いました。

    中高生には少し難しい内容なのかなと思う講演も多々ありました。自分がもし中高生だったら、途中で寝てると思います。しかし、大人になった自分としては、非常に興味深い話が多かったですし、もっと若いときにこういう機会に出会っていれば…と残念に思いました。

    思うに、これらの講演は、内容そのものが重要なのではなく、「知らなかった世界に興味を持つキッカケ作り」と「一分野を深く追究することの楽しさ」を、多感な中高生に1%でも感じてもらうことが目的であり本質なのではないかと思います。どのような分野においても、第一線で活躍している人は自分がやっていることに強い情熱と誇りを持っており、そういう人が語る話は例え興味がない内容でも「何か面白そう」と思わせてくれる魅力があります。中高生だと、自力でこのような機会に触れられることは滅多にありません。良い取り組みをしている学校だなと思いました。

    そして何より大切だと感じたのは、さまざまな分野の話に触れることで「未来は無限に広がっている」と思わせてくれること。自分自身が公務員に近い仕事をしているくせにアレですが、自分の子どもには、小さいうちから「将来の夢は公務員」なんて絶対に言って欲しくないです(あ、公務員の仕事自体を否定する意図はありません。子どもが最初から目指す夢としてはナシかなと思っているだけ)。きっともっと夢中になれることがあるはずだから、それを可能な限り探して気が済むまで続けてみてほしいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.20

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。