【感想】GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンI<下>

川上稔, さとやす(TENKY) / 電撃文庫
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
12
11
6
0
0

ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    自動人形の少女P-01sが、ホライゾンの生まれ変わったすがたであり、彼女から大量破壊兵器「大罪武装」がつくり出されたことが明らかになると、「聖連」は彼女に自害をせまります。感情をもたない自動人形であるホライゾンもまた、その選択の正しさを肯定しますが、トーリをはじめとする武蔵の学生たちは、彼女を救うことを決意します。

    そんなトーリたちに立ちはだかったのが、彼らとおなじ武蔵の学生でありながら聖連側にくみすることになった男装の美少女の本多・正純(ほんだ・まさずみ)たちです。トーリは彼女たちとの論争において、意外な方法で主導権をとり、さらにホライゾンの危険から世界を守ることを主張する教皇総長であるインノケンティウスとの戦いにいどむことになります。

    ようやくストーリーが動き出した印象で、本巻よりページ数はすくないものの世界設定についての説明の多い前巻よりもスムーズに読み進めることができました。
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    投稿日:2022.01.02

  • くろの

    くろの

    全部読むのにかなり時間が掛かった。確かにボリューム相応の面白さはあるが、正直なところ全てにおいてクセが強い。ハマることが出来れば無二の読書体験が出来そうな壮大なシリーズだが…ハマれないと楽しむのは難しいタイプの作品だろうな。自分はハマれなかった。あまりにも長過ぎた。なぜこんなに長いのか。文章のクセもありとても読みにくい。情景もあまり浮かんでこない。キャラも独特なノリで非常に人数が多くなかなか把握出来ない。シリーズ読破は無理そう。続きを読む

    投稿日:2019.02.23

  • こうもり

    こうもり

    アニメ見てなかったらたぶん自分の脳では戦闘の想像が出来なかっただろうなぁと思いました……。「最終話のような1話を」素晴らしい最終話でした() 各キャラクターの戦闘があって頑張りがあって、ラスボスにたどり着いたトーリがかっこ…かっこい……はい。鈴の作文でじんわり感動しかけたけれども見事に打ち砕かれたとき、この作品では笑っていようと思いました。正純も少しずつ自分を認めていけたらいいなと。保護欲バリバリに思います。泣き叫び、感情を爆発させるホライゾンはアニメでもとても良いシーンでしたが挿し絵も良かったです。続きを読む

    投稿日:2016.08.20

  • トコナル

    トコナル

    アニメ視聴済みのおかげでサクサク。数々の相対は文章だけでは私の脳みそではイメージできなかったと思うし(でもスピード感があってわくわくした)、キャラクターを把握してる分、ぐっとくるシーンもあった。
    特に鈴の作文の場面とホライゾンが亡くなってからの喜美と葵の回想はよかったなぁ。
    しばらくしたら2巻に挑みます!
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    投稿日:2014.02.18

  • ゆとり

    ゆとり

    ホライゾン救出戦。バトル楽しい。
    アニメで見たバトルシーンは小説だとこんな表現なんだー、とわくわくしながら読みました。
    戦う正純も直政も賢姉もナイトもナルゼもミトさんも二代も、女の子たちみんなかっこいい。
    シロジロや点蔵やノリキもかっこいい。
    本当にみんないいキャラ。
    ちょいちょいアホやりながら真面目に行動しているところが好きです。

    教皇と正純の対論はアニメだとついていけなかったけど、文章だと戻って読めるので理解しやすかったり。
    トーリの宣戦布告とかも同様に。
    ホライゾンとトーリの平行線の対論も良いです。
    小説だとトーリが馬鹿なのに普通にかっこよくて困る。最高です総長。

    朝食シーンも味的には平和でないだろうけど、ほのぼのしててなにより。
    あと、ちょこちょこいちゃついてる立花夫妻かわいい。
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    投稿日:2013.01.20

  • ticheese

    ticheese

     個人的名場面。
    ●黒藻の獣がセージュンにホライゾンの救出を哀願するシーン。

     境界線上のホライゾンには数多くのキャラクターが存在し、みながみな違った強みを持っている。シロジロなら経済活動、御広敷は食料問題、二代は近接戦闘、セージュンは政治。全部ができるキャラはいなくて、それぞれができることをやることで物語を動かしている。
     黒藻の獣にとっても同じことで、下水の浄化を仕事とする彼らがホライゾンを助けるためにできることは、友人であり政治家であるセージュンに願うことだった。

     セージュンが極東側につく決心を固めるきっかけとなったこのシーンは、仲間たちとの絆を描く境界線上のホライゾンにおいて、あるいは主人公のトーリ以上に強く心に訴える名場面であったと私は思う。
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    投稿日:2012.10.23

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