【感想】番号は謎(新潮新書)

佐藤健太郎 / 新潮新書
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • S.R

    S.R

    番号についての雑学やトリビアが書かれた本。
    郵便番号、背番号、星座など身の回りにあるが、その由来は意外と知らないものばかりでとても面白かった。
    郵便番号はその地域の人口に合わせて番号が決まっており、その要因が作業効率化だったり、野球とサッカーで永久欠番となる数字の頻度が違うというのがとても面白かった。まだまだ知らない世界があるんだなぁ。続きを読む

    投稿日:2022.03.20

  • Teddy

    Teddy

    発刊された頃、Yahoo!でよく抜粋記事が載っていたので、気になって取り寄せた一冊。
    身の回りの色んな番号にまつわった話を22節。
    聞いたことのあるような話から、聞いたことないような話で、へぇって唸るような話まで。
    背番号やホームの話はよく聞く話だけど、ナンバー銀行の話はもうそろそろ歴史の話になってしまうのかも。
    原子番号も知っていたよりも増えていました。
    続きを読む

    投稿日:2022.02.13

  • すぎもったん

    すぎもったん

    郵便番号や電話番号、スポーツ選手の背番号などあらゆる番号についての謎やその成り立ちなどを徹底した調査のもと書かれた1冊。

    電話番号やナンバープレートなど身近に溢れるものからプロ野球選手やプロストライカーの背番号、バーコードや原子番号に至るまでさまざまな番号について起源から豆知識まで紹介されており面白い一冊でした。

    初めは3桁程度で始まった電話番号が今の桁数に至ることや国道や電話番号など明治時代からでき、ここまでに至る変遷を知ることを本書でできました。
    電話番号やナンバープレートの数字に関する企業のこだわりや銀行や学校などの第○とつくところの成り立ちなども知ることができました。
    4や9などの数字の扱いもものによってまったく異なることや欠番にまつわる話など免許証やマイナンバーなどの数列の法則についても知ることができました。

    そんな本書の中でも永久欠番の考え方がスポーツによって違うことやテレビチャンネルの地域差や割り振りのルールなどは興味のある分野で印象に残りました。

    本書を読んで番号にまつわる様々なこだわりをもって出来た変遷を知ることができ、そのエピソードを調べた著者の苦労は大変なものであるとも感じました。
    私たちの生活と共存し、世の中に溢れる番号について知識を得ることができ、今後触れた番号について成り立ちなどに興味が湧くきっかけになる一冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2021.10.20

  • hazel8483

    hazel8483

    こういう知識に
    手軽に接することができるのが
    新書の良いところだなぁ〜と思う。

    郵便番号や市外局番がついた過程。
    道路や鉄道に関するさまざまなナンバー。
    野球やサッカーの背番号の秘密。
    バーコード、図書分類、ISBN…
    そして宇宙や原子の番号まで。

    他にも著者が興味を持った
    さまざまな番号に関する話題が。
    そういえば昔はNHK教育が
    12チャンネルだったっけね!
    ↑これが関西圏だけなのは
     何故かってことも載ってます
    続きを読む

    投稿日:2021.07.27

  • 有井 努 Tsutomu Arii

    有井 努 Tsutomu Arii

    電話番号、マイナンバーカード、自動車の
    ナンバープレートなど、世の中には番号が
    溢れています。

    唯一無二である証でもあるし、地下鉄のア
    ルファベットと番号の組み合わせにより、
    外国人も理解することができます。

    また高校野球の背番号は主に守備位置と連
    動しており、番号に「意味」を持たせてい
    ます。

    特に自動車免許証の免許番号には大きな
    意味が隠されているのはご存知でしょうか。

    最初の2桁は免許証を発行した都道府県を
    表しています。東京で免許を取った人は
    「30」大阪なら「62」。そして3、4桁
    目は免許を取得した西暦年の下2桁。最後
    の桁は紛失や盗難によって再発行された回
    数なのです。

    このように意味を持った番号や、付番され
    た歴史など、普段何気なく使っている番号
    の謎を解き明かした一冊です。

    特に郵便番号にはドラマが秘められていま
    す。

    トリビア的な知識を得たい人には最高の
    一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.02

  • sugar41

    sugar41

    『番号は謎』というタイトルが謎だったので、思わず手に取り、中身を確認したところ、「これは自分好み」と思い、借りて読んでみました。

    自分も、番号をはじめとする数字は好きな方、ということもあり「やられた!」や「この手があったか」というのが正直な感想です。

    郵便番号や電話番号、国道の番号やスポーツ選手の背番号、そして、様々な機器の型番など、身の回りにある番号の由来をわかりやすい文章で紹介しています。
    また、番号には欠番がつきものなのですが、その理由にも、可能な限り迫っており、番号にまつわる苦悩や苦労やドラマを感じることができました。

    そして、意外だったのは、扱われている番号の多くは、それほど歴史が長くないこと。
    番号は、あまりにも現代社会に馴染んでいるので、随分と昔から存在しているような気がしていましたが、基本的には、管理のために生まれたものなので、管理体制が整った時代、つまりは近代、あるいは現代になって、より多くの場面で使われるようになったんですね。

    著者は、他にも面白そうな本を書いているようなので、それらも、是非、読んでみようと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.21

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