【感想】瑠璃の書の司は碧の王子の番【電子特別版】

魚形青, みずかねりょう / 角川ルビー文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ちびねこ

    ちびねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    種器がΩで貴種がα…みたいなオメガバっぽい設定。
    受けが見目の麗しさから周囲から種器と言われているが発情期がないから違う!と言い張るんだけどこのくだりが多くてちょっとうんざり…どうせ種器だろうなと思ってたんで…。自分には受けの中身(魅力)が伝わらなかったので、最初から最後まで周りの男ども攻めも含めて5人も虜にするなんてやっぱり男でも美人は得だね~ってひねくれた目で読んでしまいました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.07

  • lovenovels

    lovenovels

    美しい容貌のせいで、苦労してきたナイティス。そんな中でも好きな本に囲まれて、司書として頑張るナイティスは応援したくなる。誤解されても、冷たくされても、周りを恨まずに自分が出来ることをしようとするのは凄いと思うし。シグレスと出会ってからは、自分よりシグレスのことを第一に考えているのが伝わってきて、微笑ましくなる。あまり自分に自信を持てていないナイティスだけど、シグレスの横に立つために頑張るうちに変わっていくといいな。と思った。続きを読む

    投稿日:2021.03.16

  • ayaka-tokidoki

    ayaka-tokidoki

    主人公の心情や迷いながらも成長していく姿が丁寧に描かれていてよかったです。
    世界観もしっかりしてるし……これがデビュー作とは…すごいですね。

    投稿日:2020.09.02

  • hitsujimaru

    hitsujimaru

    オメガバース、ファンタジー、王子(α)×アレト教ヒラス派僧侶で書の司(Ω)、図書館と本が好きな人々。
    ものすごく丁寧に世界を作り上げてる感じ。宗教とか宗派とか入ってくると難しいと思うんだけど、うまい加減のところでお話に絡んでいると思う。
    Ωであるがゆえに人生ががらっと変わってしまう事への困惑、悲しさがはじめ読んでて辛かった。僧侶として静かに書に関わる仕事をして生きていきたかっただろうに、いきなり碧の王子の妃。
    物語に初めて触れて、ひととひととの巡り合わせや恋愛に憧れもあったかもしれないけど、急展開な人生が気の毒で。
    勿論、見初められた相手が、Ωと判明する前から好意的に思っていた相手なのはすごく良かったけど。
    Ωである自分を受け入れ、妃としてがんばろうと前向きなナイティスが、真っ直ぐでいじらしい。
    周りの、白騎士クランさんや黒騎士ケディンさん、シグレス王子の母(Ω男性でナイティスには姑?)、侍女の人たち、ナトラの競りの男性とその弟、それからナイティスに好意的でない人々、それぞれが短いエピソードの中で身体的または心理的な色々な傷をもち懸命に生きている。そしてそれぞれがナイティスと出会うことで人生を変えられていくのも、すごいなあと思った。
    特に、ナトラの書の贋作を作っていたという足の不自由な男性が、腕を買われて写本を作る仕事を与えられるのとか、すごい好きなエピソードだった。
    主人公のふたりには幸せになって欲しい。あと、ケディンさん。何かこう、不憫でいい人で、彼の幸せになる姿をみたいな。
    レイユス妃をこっそり慕うクランさんも。
    スピンとか出たらとても嬉しい!
    みずかね先生のイラストもいつもながら美麗だった……(*^^*)
    続きを読む

    投稿日:2020.09.01

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