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島本理生, 平岡瞳 / 岩崎書店 (12件のレビュー)
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Motahiro
キバがコンプレックスのひとりぼっちのイタチがおもてなしのレストランをひらいて、守りたい人ができたのですね
投稿日:2024.04.20
hibiehon
まっくろいたちは、ぶきみな牙がコンプレックス故に孤独。そんなまっくろいたちがレストランをはじめる。やってきたのはうさぎのお嬢さま。 自分のコンプレックスを受け入れられた気がして、自分を犠牲にして愛する…人を助けて、再び孤独になったまっくろいたち。そこにお嬢さまが戻ってきた。もう孤独じゃない。続きを読む
投稿日:2023.12.26
Tatsuo-y
主人公のコックのイタチの心を表すかのような色使いが印象的。恋を描いた絵本なので、子供には分かりにくい部分も。大人向けなのかなと思う。
投稿日:2023.08.25
黒百合お七
このレビューはネタバレを含みます
えっ。 どうみてもうさぎのお姫さまだって いたちのこと、好きでしょ? なのになぜ婚約者らしきうさぎの王子を連れてくるの? まっくろいたちの気持ちを思って、泣いた…… けど、そこは「恋の絵本」ですもん。 ハッピーエンドでよかったよかった
投稿日:2022.06.20
ただ
「星のように離れて雨のように散った」に続いて、島本理生さんの作品を連続で。今度は「恋の絵本」。 導入部を読んで、はっとさせられた。これじゃまるで、「星のように~」みたいじゃないか。 まっくろいたち…には、おかあさんも、おとうさんも、いませんでした。もりに ひとりきりで くらしていました。 「こんな キバだから きっと おやも こわがって にげたんだ」 そう おもうと いたちは いつも かなしくなりました。 「星のように~」のあとがきに書いてあった、島本さんの物語を書くことへの思いが、ここにもあると感じた。人生は悲しいこともある。どう向き合うか。それをお子さんも読める絵本だからこそ、よりやさしく純粋に書かれている。だからこそ、年を経た私は、より心を動かされた。 また、版画のような素朴な絵柄に彩られた、青の色彩が素敵で、その中に仄かに宿る光の表現がまたよくて、すっかり、平岡瞳さんの絵の虜になりつつも、物語の雰囲気から、いたちの心象風景を表しているようにも見える。ただ、それは後半の春の風景も同様ということで・・いたちのコンプレックスの象徴の認識を改めた、赤の描写は大人に向けたメッセージにも感じられて、この辺のメリハリの付け方には、物語への真摯さを感じた。 涙は悲しいときのためだけにあるのではない。 飾らなくてもいい、ありのままの自分を見てくれる人に出会えて、本当に良かったね。続きを読む
投稿日:2021.10.09
hosinotuki
いたちにキバがあるのは知らなかったけれど,最初は切なくて,そして幸せになるお話.絵の素朴な雰囲気が素敵です.
投稿日:2021.07.23
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