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阿部智里 / 文春文庫 (88件のレビュー)
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makaon
山内側からの目線でやっと山内衆の安否や戦闘の詳細が分かってスッキリだけど、茂丸が。。雪哉がぁ。。 これで第一部完結なのかぁ。 雪哉は立ち直れるのか? トワイライトサーガみたく姫宮との運命とかなのかな?… 第二部にいく前に外伝で一休みしよ。続きを読む
投稿日:2024.05.22
K
5巻と対になる、こんどは八咫烏側の話。5巻では人間目線であったため、主人公である八咫烏たちの心情がほとんど読めなかった分、こちらで示されるとともに、山内開闢の真相や失われた金烏の記憶が明かされる。 た…だいかんせんスピードが速い。5・6巻は一気に読むか記憶がある内に読んだ方がいいだろう…。続きを読む
投稿日:2024.05.02
ロカ
このレビューはネタバレを含みます
『玉依姫』の裏側でなにがあったかですね。(この作者はこうした表裏一体が好きなのかな?) 雪哉が茂丸を失って荒む、荒む(-"-;A ...アセアセ 山神とその神使である猿と烏。そして英雄。 いろんなものを絡ませているのは個人的には楽しい。 こうして第一部完読です。これから外伝ですね。
投稿日:2024.04.28
グゥ
第一部完結。『烏に単は似合わない』と『烏は主を選ばない』が対であったように、今作は『玉依姫』と対になっている。山神と烏と猿をめぐる一連の出来事を八咫烏の立場から知ることができる。金烏についてもさらに深…く描かれており、若宮の統治はそうそう簡単にはいかないことが伺い知れる。山内の未来と共にどうなっていくのかがとても気になる。 新たに大猿たちの過去や真実が明かされるのだが、それまで抱いていたある種敵のような感覚は無くなってしまった。運命に翻弄され長い年月を過ごしてきたことを思うと憎みきれない。山神も猿もこの結末になってしまったきっかけは、どこか人間が抱くような感情によると感じさせられるから尚更かもしれない。 (個人的に)神に人間らしさを感じていた反面、雪哉に人間らしさを感じられなくなっていった。もちろんそれは様々な理由が重なっている。そして、終章の最後数ページを読んで、雪哉がそれまでに想像を絶するような覚悟と罪をひとり抱え込んでいたことで人間らしさを失っていったのだろうと思いが巡り、最後の場面でそれが少し消化できてギリギリのところで希望に繋がった(人間らしさを取り戻した)ように思えた。若宮の苦悩とはまた違った思いがあるのだろうが、どうかこれからも変わらぬ雪哉でいて欲しいと思う。第二部も楽しみだ。続きを読む
投稿日:2024.04.14
27
浜木綿が真赭の薄を若宮の妻とするために自決してしまうのではと思った。しなくて良かった。 真赭の薄はかなり変わったな。勿論良い方に。 最初は登殿の時、そして今。ただの籠の鳥ではなくなった。 茂丸が、山内衆の仲間が死んだ。 雪哉が人であるための理性が崩れたような。 猿殲滅作戦はもっといい作戦があっだろうとかは思わない。 猿の全貌が分からない中、先を考えた最善の作戦だと思う。 実際皆それ以上の作戦を出せないから黙るしかない。 人を喰ったのは山神だけでは無い。 猿も化け物になってしまったからもう戻れない。 山神さまが来た時点で遅かれ早かれこうなる事は決まっていた。どうしようもない。いつ滅ぶか分からない残りの時間で山内はどうなるのか。 いっその事知らないままがよかったと思うほど辛い。 雪哉と姫宮の対面はあのタイミングで良かったんだろうな。 戦いが終わって色々と良かったと思う。姫宮も無事に健やかに成長して良かったと思う。 でもどうしても失ったものを考えて辛い。
投稿日:2024.04.04
ゆみー
面白かった!! 猿との決戦は手に汗握り、前巻の裏側で烏たちが考えていたことが分かったり、続きが読めて楽しかったです。 茂丸を亡くした雪哉が冷血漢になっていくのが少し寂しく、しかしラストのシーンの涙が印象深かったです。 これから山内はどうなるのか。続きも楽しみです。
投稿日:2024.03.01
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