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三上延 / メディアワークス文庫 (180件のレビュー)
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総合評価:
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レモン
横溝正史の『雪割草』を巡る謎に、トリックも横溝作品に準えたものが使われている。本書のおかげで長年怖くて読めなかった横溝正史を手に取ることができた。前巻は微笑ましいエピソードが多かったのに、今作ではま…た強欲で性格に難がある人間がわんさか登場する。扉子も無邪気だが不穏な雰囲気あり。それにしても、小学生の読書感想文の題材に『獄門島』を選ぶことがなぜダメなのかさっぱりわからない。怖いのが苦手な子どもでも、さすがにあらすじだけで泣き叫ぶとは思えない。 前巻よりはマシだが、相変わらず誤字脱字や妙な表現が散見される。続きを読む
投稿日:2024.02.28
yuuminanami
横溝正史を取り扱うという企画は良かったが、「ビブリア〜」自体に"飽き"が来ているため読み通すのにかなりの忍耐力を要求された。 ここ迄来たから、一応お付き合いはしますけれどね。
投稿日:2024.02.24
shushu
ビブリアシリーズ 横溝正史の幻の「雪割草」 そして「獄門島」 2つの話をテーマに華族の末裔たちのいがみ合いと謎を解く 栞子さんと大輔の娘の扉子ちゃんが すくすくと(母そっくりに)育っているのがほ…ほえましい続きを読む
投稿日:2024.02.04
pontakun2010
このレビューはネタバレを含みます
ビブリアは、物語の中の時間と本が発行された現実の時間がどんどんズレていき、7巻ではそのズレが最大になり本の中の時間はゆっくり進んでいた。 8巻では、本が発行された時間と物語の中の時間が一致し、2018年、扉子が9歳になる年だった。 そして、この9巻は2020年発行で、本の中の時間で現実の時間に近いのは第二話で、2021年、扉子が小学校3年生、9歳になる年。プロローグとエピローグに至っては、扉子は高校生になっているので、1年生と仮定しても2028年ということになる。現実よりも未来が描かれたのは、初めてですよね。 扉子が大輔が書いた事件手帖を読んているという設定なら、過去でも、未来でも自由に書けるようになったのだな、と思います。 中学生の頃、横溝正史の角川文庫を読みまくっていたので、懐かしい気持ちで読めました。少年少女向けにリライトされた作品があったとは知りませんでした。
投稿日:2024.01.30
Rico
シリーズは親子で一通り読み進めていて、これも母から借りました。 久しぶりでしたがだんだん登場人物も思い出した…というかどこから読んでも登場人物の関係をいつも説明してくれてありがたい。 今回も面白かった…です!続きを読む
投稿日:2023.12.18
だも
「扉子と──」とあるが扉子のことはまだよくわからないが、栞子同様、一度読んだ本の内容を忘れないというのは羨ましい。 お父さんな大輔がなかなか良かった。 子供が読む本に口を出してくる先生は、「空は青で塗りなさい」という先生のようで嫌だな。 見守りは必要だと思うけど、年齢制限がないのが本の良いところではないか。 猟奇的な本ばかり読み、現実世界に影響を及ぼしているとかだったら心配にもなるけれど。 孫に会うことさえ思惑ありきな智恵子はやはり好きになれないな。 オーディオブックが普及してきた今の時代なら大輔も本が読める(聴ける)かな? 栞子に話してもらうのも楽しいだろうがネタバレなしのようだし。 ーーーーー 栞子が小4の時の読書感想文についてでてくる話 2巻 第一話 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワNV文庫)
投稿日:2023.11.26
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