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あさぎ千夜春, 氷堂れん / SKYHIGH文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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ひろ
このレビューはネタバレを含みます
タイトルに偽りありでしょ……。俺サマじゃないよね?? このタイトルだと、下手すれば避ける可能性もあるなぁ……。
投稿日:2023.01.16
SKYHIGH文庫編集部
一ヶ月で書かせないと編集部がなくなっちゃう!? 一葉物産の広報編集室の編集・櫻井真央は、ここから出ている十年前に完結した覆面作家RUIの『マオの旅』シリーズの大ファンだ。だが突然、社長の柳澤から広報…編集室をつぶし『マオの旅』の版権を売ると言われ、思わず編集室の継続を直談判する。その結果、一ヶ月で『マオの旅』の新作の確約が取れれば継続してもらえることになった。だが、たどり着いたRUIの家から出てきたのは二十代半ばの不機嫌そうな青年で……。 引きこもりイケメン作家×新米編集の仕事と恋!続きを読む
投稿日:2020.08.21
いこ
俺サマというか、過去の一件のせいで引きこもりになってしまった若い作家さんを立ち直らせるために、女性編集さんが体当たりでぶつかっていくお話だった。 この女性編集の真央が本当に真っ直ぐで体当たりで、彼の作品を本当に心から愛していて、若くて青いと言われるかもしれないが(事実あるキャラに言われた)その真っ直ぐさ、青さが非常に眩しく、尊いものに見えた。 羨ましいとも言える。 だからこそ、累も立ち直ることができたし、惹かれたのだろうと思う。 作家として読み手に一途に思われることが嬉しくない訳がないのだから。 編集部を潰さないためにというのが理由だったが、その理由を最後まで隠し通して彼を復帰させたのがいい。 彼のためを思って、義務で書くのではなく、彼自身が書きたいと思って書いてほしいというスタンスを崩さなかったのは編集者の鑑。 寧ろ編集者だから、作家に恋愛感情を抱いてはいけないと、自身の想いまで封印しようとしたから、ややこしいことにはなったが、本当にどこまでもいい子である。 ここで編集部の話を先に持ち出して来たり、安易に恋愛に流されなかったところは本当によかったと思う。 ちゃんと編集者としての仕事を貫き通したから。 その分、最後の場面はご褒美ということで、許してやってほしい。 編集部を潰すと言っていた新社長が、終盤で案外いいキャラだったのが分かったり、累を追い詰めた手段を選ばない女性編集者が、本当は累の作品のファンだったり(だからと言ってあのやり方は本当に最悪手だったが)悪役と思われたキャラの意外な一面、悪い部分だけではないところが見えたのもよかった。 唯一の心残りは、累の書く物語を実際に読むことができなかった点か。 あれだけ売れる児童書、読んでみたかった。
投稿日:2020.06.21
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