【感想】奈緒と私の楽園

藤田宜永 / 文春文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
2
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • showri9

    showri9

    このレビューはネタバレを含みます

    村山由佳さんが解説していたように、読み初めと読後では印象の違う物語になっていました。
    作中に出てくる、女性は男性の持つ少年と言うか子供の部分を感覚として理解してしまう。というのはよくわかります。
    男性というのはどこかしら母性を求めている部分があるようで、心を許している、または許してもいいと思える相手に対して、内側を素直に晒してしまった時、その少年が現れるのだと思います。
    奈緒という女性は、現代において本当に居るのかどうかわからない感覚を持っていますが。
    全てにおいて理解できないというわけでもありません。
    自分の中にある母性を相手に対して現すことで、自らの存在意義を見出しているのでしょう。
    ただ、彼女が翔大くんの父親と、この先本当にうまくやっていけるのかが疑問です・・・。
    翔大くんはいつまでも子供のままではありませんから、子供が成長していくにつれ、二人の関係が変化していく事は否めないでしょう。
    そういった中で、彼女の男性に対する想いがどう変化するかで、二人の関係が終わるか続くか決まる気がします。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.05.12

  • kaorukaeru

    kaorukaeru

    音楽プロデューサーのバツイチ50男と
    突然訪ねてきた29歳の女のお話でした
    女をわがものにしようとする男だが
    導入部からなんとなくありがちな話かなって
    いう感じはしましたが楽しく読めました

    投稿日:2020.10.12

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【男なら認めたくない、甘美な快楽にとらわれていく?純愛物語?】バツイチ独身、五十歳の塩原には良き友人の前妻と、セックスを愉しむ愛人がいた。ある日訪ねてきた二十九歳の奈緒に急速に惹かれる。

    投稿日:2020.08.05

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。