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藤田宜永 / 文春文庫 (3件のレビュー)
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showri9
このレビューはネタバレを含みます
村山由佳さんが解説していたように、読み初めと読後では印象の違う物語になっていました。 作中に出てくる、女性は男性の持つ少年と言うか子供の部分を感覚として理解してしまう。というのはよくわかります。 男性というのはどこかしら母性を求めている部分があるようで、心を許している、または許してもいいと思える相手に対して、内側を素直に晒してしまった時、その少年が現れるのだと思います。 奈緒という女性は、現代において本当に居るのかどうかわからない感覚を持っていますが。 全てにおいて理解できないというわけでもありません。 自分の中にある母性を相手に対して現すことで、自らの存在意義を見出しているのでしょう。 ただ、彼女が翔大くんの父親と、この先本当にうまくやっていけるのかが疑問です・・・。 翔大くんはいつまでも子供のままではありませんから、子供が成長していくにつれ、二人の関係が変化していく事は否めないでしょう。 そういった中で、彼女の男性に対する想いがどう変化するかで、二人の関係が終わるか続くか決まる気がします。
投稿日:2021.05.12
kaorukaeru
音楽プロデューサーのバツイチ50男と 突然訪ねてきた29歳の女のお話でした 女をわがものにしようとする男だが 導入部からなんとなくありがちな話かなって いう感じはしましたが楽しく読めました
投稿日:2020.10.12
文藝春秋公式
【男なら認めたくない、甘美な快楽にとらわれていく?純愛物語?】バツイチ独身、五十歳の塩原には良き友人の前妻と、セックスを愉しむ愛人がいた。ある日訪ねてきた二十九歳の奈緒に急速に惹かれる。
投稿日:2020.08.05
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