【感想】三島由紀夫を巡る旅―悼友紀行―(新潮文庫)

徳岡孝夫, ドナルド・キーン / 新潮文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     三島由紀夫が絶筆となった四部作「豊饒の海」の翻訳を遺書で依頼したドナルド・キーン(1922~2019)。当日、市谷会館で檄文の写しを受領、その足で東方総監部に行きバルコニーの演説を聞いた徳岡孝夫(1930~)。この二人が三島由紀夫を語ります。「三島由紀夫を巡る旅」、2020.3発行。「悼友紀行」(1981.10)の改題・文庫化。味わい深い内容でした。奈良、倉敷、松江、津和野を旅しながらの対談、どの土地も馴染みがあるので読みやすかったです。

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    投稿日:2023.08.10

  • dysm3636

    dysm3636

    文通で友情を育んだドナルド・キーンと、あの「檄文」を託された」徳岡孝夫。親友二人が亡き友を語る。三島由紀夫没後50年、貴重な証言録となった追善紀行。

    投稿日:2020.11.20

  • toca

    toca

    このレビューはネタバレを含みます

    今風に言うと、三島由紀夫作品の『聖地巡礼』の旅。
    徳岡孝夫とドナルド・キーンという、生前の三島由紀夫と親交が深かった人物が旅しているので、色々と面白いエピソードがあった。そうだよなぁ、『鏡子の家』、あれは傑作だよ……なんで当時、そんなに評価されなかったのだろう。

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    投稿日:2020.02.29

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