新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
前野ウルド浩太郎 / 光文社 (13件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
もちこ
バッタ博士の著者が、アフリカで発生するバッタの大群による農作物被害をなくすためにサハラ砂漠で研究する様子を記録したノンフィクション。 児童書版のこちらは、難しい言葉の注釈が多く追加されており、その説明…文がまた面白い。 虫が苦手な私は、大量の虫が写った大きなカラー写真に「ひえっ」となってしまったので、同じく虫や集合体が苦手な人は要注意。 けれどそんな苦手も気にならないくらい、ユーモアがあって読みやすい文章に惹き込まれた。 大変なことを乗り越えながら、夢を追い続けることの楽しさ・希望が溢れており、読み終わった後の清々しさといったら! 子どもたちにもぜひ読んでほしい一冊。続きを読む
投稿日:2024.05.02
mothervets
めっちゃ良い。バッタを見ると倒れるほど嫌いな人なら読むの無理かもだけど。昆虫好きな男子は大人になるとなぜかセミさえも掴めなくなったりするんだけど、この著者はファーブルに感化されてそこから昆虫博士を目指…してやってきた。が、定職のない博士(ポスドク)が研究を続けるにはいろいろと努力をして人と関わってアピールしなければならない。さらにモーリタニアという英語がほとんど通じない国で奮闘することになる。 好きなことを仕事として続けるには、周りをどんどん巻き込むくらいの熱量が必要だし、理解して支えてもらわなければならない。なんて、言うのは簡単だけど、実際にやるのは大変だ。ほんと、研究者って、他の人と関わるの苦手な人多いのに。 図書館に予約して借りたのが偶然にこの児童書版だった(中学生以上向け)のだけど、左横についてる脚注がめちゃくちゃ面白い。文章がこなれていて、クスッと笑える。 あえて、児童書版を読むというのもアリですね。続きを読む
投稿日:2024.03.18
障子はり替えタイヘン
話の展開が面白く、あっという間に読めました。 遠い国で日本人が頑張っていることに勇気をもらいました。
投稿日:2024.01.27
読生
バッタアレルギーの情報はそんなにでてきません。 相当大変なことになってると思うけど…、他も大変すぎて霞んじゃうんでしょうね。 自分の力で、今まで学んできたすべてを使って、そうして切り開くしかない。 や…りたいことをやるために。 そういうことなんだけど、それが本当に難しいのよね。 彼の成功を祈らずにはいられません。続きを読む
投稿日:2023.09.18
TaniPotato
このレビューはネタバレを含みます
おもしろすぎる。 全く知らない異国でたくましく生きて行くサバイバル的な面白さはもちろんのこと、研究者として生きて行くためにあらゆる手を尽くして夢に向かって突き進む筆者に感動しました。 研究費のためにお偉いさんと面接するシーンがたまらなく好きです。
投稿日:2023.06.30
maruiwan
p310 便宜を図ってもらう特別な行為を日本人は編み出していた。そう「お近づきのしるし」だ。調査部隊にプレゼント送って親密になり、その見返りとしてバッタ情報を受け取るのだ。 (研究は、地道な人付き合いから始まるのだな…) p375 夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると思わぬ形で助けてもらえたりして流れが良い方向に向かっていく気がする。夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかなと、今気づく。 p378 ラマダンとは、物や人に頼らずとも幸せを感じるために編み出された、知恵の結晶なのではなかろうか。
投稿日:2022.02.19
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。