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信田さよ子 / 春秋社 (13件のレビュー)
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総合評価:
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バジ
作者の主観的な部分があって、首をかしげる部分もあったけど、作者のカウンセラーとしての体験や事例を交えて、女性の性被害や家庭内性虐待などが見えてくる。 こういうことも起こりうるのだという新たな視点を持つ…ことができたし、様々な気付きや発見がありました。続きを読む
投稿日:2024.01.08
e-krh51
そのことについて書かれているわけではないけれど、読み進めていると旧ジャニーズ事務所のことが想起される。 圧倒的な支配と権力のもとで、全てのタレントたちが何かをもできなかったことは、ひとつも非難されるこ…とではない。 マスコミが何かをできなかったか…、かといって直接的な責任がないから逃れられてしまう。でも、そういうことを世に問うことがマスコミの意義ではないか。 会社の人が何かできなかったか…という問いは、福祉施設の虐待の構図と似てるんだろうと思う。続きを読む
投稿日:2023.11.19
nksntks0922
読了。図書館で借りた。読むのしんどかった。でも娘のいる父親ならよんでおくべき本と思う。P154からP160ページに、著者と父親の話があった。感動した。ここを読みたくてこの本を借りたかもしれない。170…0円+消費税である。買うことにする。続きを読む
投稿日:2023.11.17
momongadesu
このレビューはネタバレを含みます
2022/07/27 冒頭のエピソードだけでキツすぎる、、 セクハラやDVや性的虐待を行う人の特徴として、自分の行為の加虐性に自覚的でないこと、無意識であること、、というのはなるほどなぁと思った。 その他気になったことメモ ・痴漢、盗撮、露出などの性犯罪加害者は、傍目には暴力的な人には見えない穏やかな男性がほとんどである。 ・性別役割分業や、父親中心のいわゆる「ふつう」の家族は近親姦を生み出す危険性があり、父から母へのDVが起きる家族では、しばしば子どもたちの関係性が暴力的で支配的になりがちである。 →それを防ぐには、ワンオペ育児を避け、家族全員の情緒的親しさ(親密さ)を形成するように努めることである
投稿日:2022.07.27
けんちきん
セクハラをやる側は「男性優位=自分優位」が当たり前になってしまっているから、その対象となった相手が「被害」を訴えるということが想像出来ない。……この文章で常識のズレが何故生じるのかわかった様な気がする。たまに「どれもこれもセクハラだと言うならもう何も言えない」という人が居る。男性優位性の社会にどっぷり浸かってしまっている証拠だと思う。
投稿日:2022.05.05
ウォンバット
カウンセリングの事例とともに家庭内での性犯罪が分析されており、どうしてらこのような意識の差による犯罪が生まれるのかを検討されている。学術的な書ではないので読みやすい。グレーゾーンだと相手が思っている範…囲の広さ、そして自覚するまでにタイムラグがある幼年者への加害の残酷さを考えさせられる。続きを読む
投稿日:2021.08.03
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