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原田ひ香 / 双葉文庫 (35件のレビュー)
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dekuno-bouzu
家族が読み終わったということで、読んでみました。 原田ひ香さん、初めましてでしたが、タイトルからラジオ好きな私ならとっつきやすいかなと、読み始めました。 短編集でした。普段自分が買わない作家さんだ…からでしょうか。個人的に切り口が斬新に思えて、話の展開、着地がどこになるのか予想できないものばかりでとても楽しめました。もちもんラジオの内容が入ってくるのですが、例えばオードリーのオールナイトニッポンを聞いている方なら、お馴染みの文句が出てきたりして、一粒で二度美味しい、奥行きのある構造になっていまして、そこも楽しかったです。 原田ひ香さん、他の作品も気になります。続きを読む
投稿日:2024.05.06
pa-yan
書店でたびたびお名前を見かけて気になっていた著者のおひとりです。 チャプターズ書店のYouTubeで購入している姿を見て気になっていた一冊です。 ------------------------- 仕…事、家事、勉強…… 頑張るあなたの 心に沁みる 声と言葉の物語 「三千円の使いかた」の著者が贈る 老若男女の生きる喜びと切なさを描いた短編集 ------------------------- 表紙の絵から、 深夜にラジオを聞きながら物思いにふける… なんて想像していたら、全然違いました!笑 施設に入った高齢女性、 海外で店舗運営、経営に失敗した男、 不妊治療を経験した女性、 芸人として活躍している友人を持つ係長、 イジメやヒエラルキーに違和感をもつ女子中学生、 鳴かず飛ばずのラジオドラマの脚本化 それぞれが行き詰ったり葛藤するときに、 そばにいたラジオ番組。 映像が無くて、音声だけだからこそ、 耳から入る情報に集中できるというか。 響く場所や印象に残る場所が違うのは、 読書と一緒だな、と。 個人的に好きだったのは「昔の相方」でした。 夫婦の関係、相手を想う気持ちに、 月並みですがじーんときました。 日常って圧倒的に多くて長いものだから。 自分に寄り添ってくれたり、伴走してくれるものが、 思いもよらない気づきや癒しをくれたりする。 私にとってはそれが読書ですが、 本書のラジオもそういう位置づけなのかな、と。 短編集で、この先どうなるんだろうという場面で終わるものも多いのですが、たぶん大丈夫な気がするという余韻が残りました。続きを読む
投稿日:2024.04.08
読むOL
ANNリスナーなのでラジオがついているタイトルを見て即購入。現実を見たくない時、つまみを回すだけで私たちは音の世界に逃げ込める。ラジオから聞こえる声はどうしてあんなにも温かいのだろう。
投稿日:2024.03.24
DAIKI
ラジオを題材にした作品。作中に登場する番組は実際にあるのが面白い。 ラジオを聴く機会が自分はあまりなく、興味があったので読了後に色々聴いています! ラジオを通して描かれる物語。 原田ひ香さんの作品は読…み心地が良い。 他の作品も読みたいと思います! 続きを読む
投稿日:2024.02.17
淳奈
ラジオをテーマにした短編集。 実際にある番組名が出てくる。 姿は見えず、音だけの存在。 最近はアプリとかで後から聞くことができる。でも以前は違ったし、生放送などはその時間に聞いていることが、何かと繋が…っているような気がする。 続きを読む
投稿日:2023.12.23
ちろ
老若男女の生活と、そこにスパイスを加えるラジオがテーマの短編集かな。 私自身ラジオを生活のお供にしているけれど、登場人物たちのような濃いドラマはなく 少し羨ましいような思いもしました。 1話の女性…の三男の先生が端役として他のお話(私が確認できただけで2話)に、いずれも味のある役で登場していてほほうとなったり。 人にされた酷いおこないに心を傷める表現があっても、後々そう言うことをするのにはその人なりの理由があるのかなって思うくだりがあるところに作者さんの懐の深さを感じたりしながら読みました。 続きを読む
投稿日:2023.12.06
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