【感想】追想の探偵

月村了衛 / 双葉文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • はるぽんぽん

    はるぽんぽん

    要は人探しのミステリー。特撮の雑誌の編集者が、昔の特撮映画などの関係者を探す。ニッチでマニアックで、そのあたりがとても良い味わいだった。

    投稿日:2022.03.01

  • goya626

    goya626

    ミステリーという程じゃないけどね。特撮の雑誌を編集する神部実花は「人探しの神部」と言われ、特撮が全盛だったころの消息不明になった監督や俳優、美術担当などの裏方たちを探し出しては、特集を組む。こんなの不可能だというのを人脈と人当たりの良さ、根気で探し出してしまう。その過程も面白いが、探し出された人々にそれぞれの歴史があるのも読みどころか。神部実花の特撮への思い入れがひしひしと伝わってくる。ただ、私自身はそういう映画などへの思い入れはないので、そんなものかなあという感じ。続きを読む

    投稿日:2021.05.24

  • mui-mui

    mui-mui

    特撮雑誌の編集者が、少ない手がかりから古い特撮作品の関係者や隠された事実に迫っていくお話。特撮に興味がなくても全然読めます。面白いです。第1話で探し人にたどり着いたシーンでは泣きそうになりました。
    撮はまぁ、業が深いですね。続きを読む

    投稿日:2021.02.07

  • いなえしむろ

    いなえしむろ

    特撮映画界で活躍した過去の人探す

     うまく言えないけれどこんな感じの物語。

     女性主人公というのは月村作品で初めて読んだ感じだ。残念ながら今回はピンとくるものがなく流し読みしてしまったけれど。

    投稿日:2020.08.23

  • iyoharuka13

    iyoharuka13

    〈人捜しの神部〉の異名を取る映画雑誌の女性編集者が、過去を捨てた人々の秘密に迫る。異色のハードボイルド連作短編集。
    月村了衛初読作品。いわゆる都市伝説や封印作品など、当事者しか知り得ない真実を、足と直感で探るヒロイン神部実花が魅力的である。特撮ものが舞台だが、映画好きやミステリーファンにも十分満足いく展開が見事。続きを読む

    投稿日:2020.07.04

  • シキモリ

    シキモリ

    題材のチョイスが何より素晴らしい。こんなニッチな題材で日常の謎系ミステリーが成立するとは。小学生の時分、父親が買ってくれた昭和の特撮大全集を貪る様に読んでいた頃を思い出してノスタルジックな気持ちに浸れた。特撮への造詣があれば一層楽しめること請け合い。短編形式ゆえに途中でオチが読めたり、主人公の20代という年齢設定に多少無理を感じたものの、存分に楽しめた。しかし、冒頭二話のインパクトが強いので、三話目以降は物足りなさが勝ってしまった。バリエーションが出尽くしてしまった印象もあり、続編はちょっと難しそうかな。続きを読む

    投稿日:2020.05.17

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