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森絵都 / 角川文庫 (166件のレビュー)
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エリン
このレビューはネタバレを含みます
環が走るようになってからは、あっと言う間に読み進めてしまった。話も分かりやすく、登場人物も面白かった。 真知栄子は苦手なタイプだけど、ズケズケ入っていく彼女を知りだしたらこんな人も仲間としてありだわ~と思えて笑えてしまう。私も是非イージーランナーズに入れて頂きたい。 走る事を通して、環が心も体も成長していくのももちろん、生きる事を見つめ直しこれからの生に向かって挑戦していく感じがとても素敵でした。
投稿日:2024.04.22
やまもん
10年ぶりくらいに読んだ。内容はあんまり覚えてなかったけど、当時とは全く違う読み方をしてるんだろうな...と思う。 読後感がほんとうに良い。前向きになれるし、ダイエットしようと思うし、久米島行きたくな…る! ファンタジー要素は結構ぶっ飛んでるけど、心の動きの描写にリアリティがあって、すごく共感する。 『出会いなおし』とかもめちゃくちゃ良かったけど、やっぱり森絵都は長編の方が好き。続きを読む
投稿日:2024.03.14
なそ
読み始めた当初は文体がいまいち馴染めず全くページが進まなかったが、徐々に慣れていくにしたがってペースが上がり、かなり楽しめた。家族や大切な人の死、という重いテーマを扱いながらも希望や生きる意味について明るく伝えてくれる。マラソンが本作では重要なエッセンスとなっていて、自分の走ることに対する考え方が180度変わってしまった。自分の話になってしまうが、あんなにランニングや持久走を忌避していた私がなんとランニングを始めてしまったのだ。最初はただの退屈な小説だったが、いざ読了したら自分の価値観や生活スタイルさえも変えられてしまいかねない、そんなパワーを感じる作品であったと気付いた。
投稿日:2024.01.27
sono0621
どんなに亡くなってしまった人に会いたくても、どんなに後悔しても過去にもどることはできない。人生は前に進むだけ。若い頃の楽しかった時代を思ったり、元気だった頃の両親に会いたくなったり、子供たちの小さくて…可愛い頃を思い出して「あの頃は良かったな〜」なんて振り返ってばかりいないで、今より少し先のことを考えながら自分なりに目標を持って進んで行かなくては! そんなふうに思った。 さて、2024年の目標は何にしようかな…続きを読む
投稿日:2023.12.28
てんてこまい
「さらば皆の衆、42.195キロ先でまた会おう」 どんなに大切な人でも別れは否応なしにやってくる。それならば初めから関わらない様にと予防線を張っていた主人公が、人と関わり成長していく姿は素直に応援したくなった。
投稿日:2023.10.11
ありちゃん
死んだら前世を洗い流して、みんな溶けていく 個と個の境界がなくなって、一つになって、見えない蒸気のように下界全体へ染み渡る 私達が受ける陽射しや風や雨や、そららに育まれる自然の中に だから、死んだ者は…いつだって私たちの一部 っていう考え方が好き続きを読む
投稿日:2023.09.18
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