【感想】死んでもいい

櫛木理宇 / ハヤカワ文庫JA
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
3
13
12
0
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ブクログレビュー

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  • まいし

    まいし

    嫌なのに、顔をしかめながら、読む手が止まらない。毒薬短編集って感じ。ほんとに全話嫌!笑
    星5にしたいけど、星5の気分の読後感じゃないから星4。
    好きだったのは、「死んでもいい」「その一言を」
    事実は一つだけど、真実は各々の中にあるんだな、て感じる二篇。結構びっくり。
    「タイトル未定」は背筋凍った。好きではない。死刑にいたる病の時もサイコパスにゾッとしたけど、著者の本読むとストーカーとか、頭おかしい人とか、普通にその辺にいそうな感じがしてザワザワする…こわ…。
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    投稿日:2024.05.11

  • shokomama

    shokomama

    私が櫛木理宇先生と出会うきっかけとなった作品は「侵蝕」だった。人間の醜さをこれでもかと描き切る手法と残酷な真実を織り交ぜる着想の豊かさには驚かされる。ただし今回は短編集だ。短い文章の中でいかに私達を裏切り先入観を打ち砕くのか楽しみでもあった。6篇どれも現実世界のすぐ傍の誰の中にも起こりうるものであった。最後のタイトル未定は作者は女性だったよなと思わず櫛木理宇先生のWikipedia を検索してました(^o^)
    現実に起きたら怖いだろうけど櫛木理宇先生が遊んでいる感じがして面白かったです。これからも櫛木理宇先生を応援したいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.16

  • もんぷち

    もんぷち

    短編集。どの話も思いもよらない方向に展開していく。嫌な気持ちにさせる人の描写が上手いので、読んでいる側の心がざわつく。
    ある作品は藤子不二雄のノスタル爺を連想させた。

    投稿日:2024.02.21

  • ayakage

    ayakage

    人間の嫌なところが存分に描かれた短編集。少しずつミスリードされて、最後に驚かされる話が多かった。ママがこわいが面白かった。

    投稿日:2024.02.10

  • ハルめめ

    ハルめめ

    短編6話どれも面白かった。どの作品も上手く騙されました。ミスリードが自然でどれも裏切られる。人間の醜悪な部分を散りばめながら、それでも切なさを余韻に残すものもありました。「その一言を」が一番好みだったけど他の作品も甲乙つけがたく存分に楽しめました。続きを読む

    投稿日:2023.11.01

  • lilymikkai

    lilymikkai

    このレビューはネタバレを含みます

    以前読んだ「寄居虫女」の作者が「死刑に至る病」の原作者だと知った。
    短編集でもしっかりと後味悪く、どんでん返される。最近長編を読み通す気力があまりないので短編集は助かる。
    表題作の「死んでもいい」はまさかの展開だし、めちゃくちゃ退廃的で耽美で良かった…。
    「彼女は死んだ」は、死んだのがあいかではないだろうなとは思ってたけどさらに一捻りある結末で良かった。

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    投稿日:2023.10.16

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