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青山七恵 / 小学館文庫 (3件のレビュー)
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Russian Blue
双子のハッチとマーロウ、シングルマザーの母の物語 双子が成長していく姿がとても良いです 設定だけ見ると、暗くなったりするんじゃないかと思いますがそれがどうして、この三人のキャラ設定で全く暗くならず、む…しろ楽しく読み進められます 子どもの頃、これってどういうこと? 答えが一つじゃないことに、疑問に思うことが増えてくる時 それを周りの友達や大人たちの力を借りて、自分なりの答えを見出だしていく 懐かしさを憶えつつも、大事なことが学べる気がします続きを読む
投稿日:2023.12.12
りえぽん
大人とは。女とは。母とは。 こうしたことばに、自分は縛られているのだろうか? 私も、これまで、大人として、女として、母として生きてきた。 でも、文庫版の帯にあった 「このママみたいに、大人を卒業し…ます!と宣言してしまえたら どんなに楽でいいだろう。」 という文を見たとき、私は率直に「卒業したい」とは思わなかった。 それはきっと、私が大人であること、女であること、母であることを、好きで選んできたということなのだろう。 とくに、母であること。 母として生きていると、自分の時間なり労力なりを犠牲にしていると感じられることもあるだろう。 でも、子どもの手がだいぶ離れてきたいま、よくよく考えてみると、私はだれに強制されたわけでもなく、好きで子どもたちの面倒を見、一緒に悩んだり、喜んだりしてきたのだ。 それはとても幸せなことだったんだなぁ、と気づけた読書でした。続きを読む
投稿日:2023.09.27
ひろむ
このレビューはネタバレを含みます
ハッチとマーロウ双子の女の子。ママが「大人を卒業します!」とママ業をお休みしてしまう。けれど12歳の二人は悲観するのではなく、明るく二人で家事など色々学んでこなしていく。童話のような、子供視線で描かれた、微笑ましく可愛らしい物語。少し変わった家族、ママや双子のお友達。子供の視線で見る事で、皆んな面白くて自由奔放なキャラクターに見えて素敵だ。森の家でのびのび暮らしながら、優しい子に育っていく双子。シングルマザーのママの自由さにも、会ったことのないパパにも、いつか旅立っていくお互いにも、離れていても繋がっているから大丈夫!温かい繋がりにも元気をもらえる一作。
投稿日:2020.05.13
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