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赤川次郎 / 集英社文庫 (2件のレビュー)
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ちこ(´・ω・)
「マドモアゼルと吸血鬼」 人命救助に命をかけた者。 人を助け感謝される快感というのは人によっては忘れられず、もっとと求めてしまうのかもしれないな。 ただ虜にされたからと言って、駐在所で人を守る人間が悪…事に手を貸すなどしてはならないだろうな。 「私の彼氏は吸血鬼」 裏切られた恨みを糧に。 愛した人に裏切られるほど苦しいことはないだろうし、尚且つ種族の差で決死の覚悟で告白した事を受け入れてもらえたと思った矢先なんて絶望も深かったろうな。 相手を裏切る行為に罪悪感を抱くくらいなら、正直に話し不貞をした自分が悪かったと素直に認めるべきではないだろうか。 「吸血鬼と眠りを殺した男」 永遠に眠りを奪う。 一睡も出来ないと、ただでさえ体調不良や精神的に参るというのにこんなに二人はこんなに長い間良く耐えてきたな。 繰り返す事で眠れると知ったからとはいえ、罪もない人を殺す代わりに得る安眠は本当に心から休めたのだろうか。続きを読む
投稿日:2021.03.20
kamekom
吸血鬼はお年ごろシリーズ新装版、第22弾。 クロロック商会に社会科実習で訪れた女子高生たち。その中には、最近彼氏に裏切られて大失恋をした栄江の姿も。彼女たちが全員帰った後、トイレの鏡に怪しげな落書きが…見つかる。〈我は復讐のためによみがえれり〉特殊な文字で書かれた言葉に、エリカとクロロックは不安をつのらせる。 表題作「私の彼氏は吸血鬼」は、いかにもこのシリーズ作品らしく、ポップでライトな感じが最後まで続いた。だいぶ謎を残したまま終わってしまったが(メールは誰が出したのか、とか)細かいことを気にするとキリがないので、「こういうもの」と割り切る方が正しい気がする。 他2篇は、登場人物の年齢層が上がっていることもあって、比較的落ち着いた読み心地?だった。続きを読む
投稿日:2020.03.10
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