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畠中恵 / 新潮文庫 (229件のレビュー)
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総合評価:
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chigame
本のタイトルでもある『おまけのこ』が特によかった。鳴家の大冒険で、外の世界を知らない鳴家が、絶体絶命のピンチという時に一太郎が見つけてくれて「ぎゅわわわわ…」としがみつく様子がとてもかわいい。アニメに…して見てみたいくらい。『ありんすこく』も遊郭の世界が新鮮でおもしろかった。続きを読む
投稿日:2023.11.06
Yuki
表題作を含む五編が収録された短編集。 病弱ながら鋭い観察眼を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちの活躍が魅力のしゃばけシリーズ。 四作目は若だんな以外の登場人物や、妖たちにスポットを当てた…作品が多く、前作の登場人物が再登場するなど、短編集ならではの楽しさが感じられました。 どうにもならない出来事の前に、打ちひしがれ哀しい気持ちになる作品もあるのですが、シリーズを通して根底にあるのは優しさや温かさで、悩みに対する向き合い方にも様々あると教えてくれます。 続きを読む
投稿日:2023.10.28
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
猫みたいな鳴家が大活躍する巻、ますます可愛い(^^) こわい…孤者異、忌み嫌われるのもわかるラスト 畳紙(たとうがみ)…紅白粉問屋一色屋の孫娘お雛が脱皮、おりんちゃん再登場 動く影…一太郎五歳の春の…思い出 ありんすこく…ありんす国吉原花魁花岡の引込(ひっこみ)禿かえでの脱走劇 おまけのこ…真珠と鳴家。続きを読む
投稿日:2023.09.20
fkhrsme
このレビューはネタバレを含みます
ますます面白く、あっという間に読了。 今回は屏風のぞきや鳴家が主役の物語もあって、ワクワクした。 屏風のぞきに勇気をもらったお雛さんは、その後どうなったのだろう。若だんなが5歳で解決した影女の話を聞き終えて、佐助や仁吉はどのように反応したのだろう。最後まで、描ききらないのもまた余韻があって好ましい。 ありんすのこくの、一人の禿のみに愛情を注ぎ、心臓の病なら足抜けさせるけど、仮に健康なら花魁として働かせるであろう楼主夫妻の感覚は本当にわからない。一方で、父親と母親の気持ちが不思議な若だんなは、色恋沙汰はこれからという感じで可愛らしい。 今回も、若だんなにラウールさん、佐助は宮舘涼太さん、仁吉は岩本照さんを据えて、屏風のぞきは美しくて切り口鋭い渡辺翔太さん、三春屋栄吉さんは温かく頑張り屋な向井康二さんをイメージして読み進めた。兄松之助さんは驕らず努力家な目黒蓮さんかなと思いつつ、誰にするか迷い中。Snow Manで映像化されたらそれはそれはうれしいなぁ。
投稿日:2023.08.15
茶菓子
謎解きのお話ではなく、若旦那ファミリーを愛でる本。疲れた時に読み返し、癒される本。 鳴家可愛かった……
投稿日:2022.09.24
pbh23864
シリーズ第四弾。 第一弾ほどの不気味さはもうみられなくなった。事件は変わらず起きるが、短編にもなったためかサクサク解決される。 読みやすい。
投稿日:2022.09.13
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