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小杉健治 / 集英社文庫 (2件のレビュー)
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マミ
花川戸で『幡随院』という口入れ屋 をしている長兵衛の名は世間に轟いている。が。 江戸初期に、旗本奴の頭領、水野十郎左衛門に謀殺された、例の幡随院長兵衛ではなく、九代目長兵衛である。 初代長兵衛の時代か…ら、約170年を経た文政元年の話。 その九代目長兵衛は、鳶殺しに絡む陰謀と、水野家のお家騒動に係りを持つことになる。 新シリーズで、馴染みが薄く、登場人物に、思い入れができずにいるが、シリーズが進んでいけば、魅力を感じるようになるか。 しばらくは、続けてみようか。続きを読む
投稿日:2023.12.24
advicekiyomidosu
大好きな作家小杉健治のシリーズだというので読んでみた。 これはシリーズ第1巻。 幡随院長兵衛といえば、町奴と旗本奴のいざこざで、最後に湯殿で惨殺されるらしいが、主人公はその9代目。 口入れ屋をやって…いる。 外見も人柄も初代の長兵衛と似ているということから同じ25歳で家業を継ぐ。 これまた親が見込んで嫁にしたお蝶が気風がいい。 まるで男のような気風の良さと粋で情に厚く心根も良い。 そんな夫婦の元に集まるのがワケアリでありながら、命もかけようという人物たち。続きを読む
投稿日:2022.04.10
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